個と組織の相互作用

ありがとうございます。 藤田有康です。

サッカー日本代表が欧州遠征の国際親善試合では、11月19日、強豪ベルギー代表に3―2で逆転勝ちしました。
16日に行われたオランダ戦は、勝ち越しのチャンスを生かせなかったものの、2-2の引き分けでした。
ベルギー戦では、先制点を許しながらも、柿谷、本田、岡崎のゴールで3-2の逆転勝利を収めたのは、素晴らしいです。
選手個人の能力と、組織プレーが上手く作用し、ザッケローニ監督が目指そうとしている日本サッカーを見たような気がします。

今日は、そこから感じる 『 個と組織の相互作用 』  について話します。

組織(集団)のパワーは、どこから生まれてくるんでしょうか?
それは、高い目標に向けて挑戦する情熱、サッカー(仕事や学び)に対する夢やロマンといったものではないかと思っています。

個人の能力、優劣が組織(集団)の優劣に関わってくることは、間違いないのですが・・・。
それ以上に 『 個と組織の相互作用 』  が大切ではないかと感じています。

個(個人)の能力というのは、組織(集団)の優劣にとって、『 必要条件 』 であっても、『 十分条件 』 では無いです。
優秀な人が、たくさんいれば、組織(集団)は良くなるかというと、必ずしもそうではありません。
プロ野球でも、高い年俸で優秀な選手をたくさん集めても、優勝できないことが多々あります。

個の能力(パワー)は、組織(集団)の能力(パワー)になって、初めて個人の能力(パワー)が活きてきます。

白虎会(日本拳法)は、同じように 『 個と組織の相互作用 』 を活かそうとしている組織(集団)です。
伝統として子供たちが多い白虎会ですが、日本拳法を通じて、個(個人)が成長できるような組織風土があります。
それは、年代層が幅広く、多種多様な職業の人も多いため、多彩な練習方法、勝負に対する考え方、人としての価値観など、多くの意見を取いています。そのため、知らず知らずに、多くの気づきと学びがあります。
しかし、そこから個々が自分自身で決断し、変えていかなければなりません。

たとえて言えば、和歌山のみかんが美味しいからと言っても、その苗木を他府県に持って行き、植栽しても同じように美味しいみかんは出来ません。その土地の気候、風土、土壌にあわせて、品種改良をしなければ、美味しいみかんの実は出来ません。

ひとり一人が、白虎会(日本拳法)という組織(集団)で、個の能力を品種改良しながら、人として成長していきましょう。

ありがとうございます。 合掌

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