スキャモンの発育発達曲線

教育心理の分野で有名なスキャモンの発育発達曲線について勉強しました。
この曲線はその名の通り、人間の誕生から成熟期までの様々な発達を表した曲線です。
この曲線によると、5~8歳は「プレゴールデンエイジ」、9~12歳は「ゴールデンエイジ」、13歳以降は「ポスト・ゴールデンエイジ」という時代に分けられます。
9~12歳の「ゴールデンエイジ」とは、一生に一度だけ訪れる「即座の習得可能な時期」と言われています。
こう言われると一番大切な時期と思われますが、この頃のスキルの習得には5~8歳の「プレゴールデンエイジ」での経験が重要になってきます。
「プレゴールデンエイジ」は神経系が著しく発達する時期なので、この時期に様々な運動を経験し、神経回路を形成しておかなければ、「ゴールデンエイジ」での「即座の習得」がしにくくなります。
なので、「プレゴールデンエイジ」に多種多様な動きをさせていく必要があります。
次に訪れる「ゴールデンエイジ」を生かすも殺すもこの時期にかかってくるのです。
そして「ポスト・ゴールデンエイジ」は発育のスパート期と言われており、骨格が急激に成長します。
しかし、この急激な成長は支点・力点・作用点に狂いを生じさせるので、技術の習得には不利な時期で、時には今までできていた技術が一時的にできなくなってしまうことさえあります。
この時期は、それまでに身につけた技術をより速く、より強く発揮することができるようになる時期なのです。

プレゴールデンエイジは年中~2年生。
ゴールデンエイジは3年生から6年生。
ポスト・ゴールデンエイジは中学生以上。

このことを勉強して、小さい頃からの指導の積み重ねの大切さがわかりました。
そして、このことを意識して指導に当たっていきたいと思いました。

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