日本人ジャーナリスト拘束事件を受けて

林 克彦です。先日からテレビを賑わす事件。人質に取り身代金を要求する、いわば「脅し」であり、卑劣な行為であると思いますが、その事件を受けて、いろいろな意見が飛び交っています。

ひとつの意見。「リスクの高い危険なところに出向いたことで引き起こされた事件であり迷惑である。」

そもそもジャーナリストとは?起こった出来事を正確に伝えるために、こういった職業は必要とされています。世界平和に向け、世界の惨状を日本国民に伝えるといった使命感をもっての行動だとは思いますが、本当にそこまでのことが必要なのか?と感じる人も少なくはありません。

「使命」とはひょっとしたら、個人の「探究心」だけのことであり、それを装うための言葉なのではないでしょうか?「価値観」は人それぞれなので内容はどれであっても「正解」なのですが。

私は日本拳法を始めたのは40才の時でしたので、周りからはいろいろと言われました。「なんで今から??」と思われたのが一番多かったですし、「怪我せんうちにやめといたら??」という助言(忠告?)も多かったです。当初は息子との絆のためにと言うのがそもそものきっかけ。続けるうちに黒帯を取りたいという目標に変わりました。その目的も達成された今では、何のためにやっているのだろう?と思うことがあります。全く目的がないわけでは無いのですが、やめねばならない理由がないからやめていないのかも知れません。

このような意見に対してもおそらくいろんな意見が飛び交うと思います。「無理せずやったら?」とか「そんな気で続けられたら困る」とか。これらは全てが正解です。これらの言葉に左右されて意志が変わるのも本人。つまり、最後は自分の思うことが正解なワケです。

今回の事件も前述のように「行きたいからと危険とわかっている地域に行った人間に、なぜ国が巨額な金を・・」と言う人もいれば「世界平和のためにリスクを知りながら動いてくれたのだから・・」という人もいると思います。今日現在で殺害されたかもとされている一人の方はジャーナリストではなく民間軍事企業の代表だそうですが、こちらの方についても考え方は様々ですね。「商売のためやろ??」とか「戦争を支援してる会社?」「戦争を無くすための会社?」

それぞれの価値観ですからある意味好き勝手述べても良いとは思いますが、間違ってはいけないのは、影響力のある人は自分の意見だけでなく周りの多くの人たちも意識しながら考えて話す必要があるということ。そういう意味では、安倍首相はじめ首脳陣は頭を悩まされるとは思いますが、とにかく無事に帰国して頂きたい。また、今後こういった事態が起こらないように最善を尽くして頂きたいと思います。

 

 

 

 

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