ありがとうございます。藤田です。
今日は「間」について、話します。
「間」というものは厄介で、その正体は見えにくいし、コントロールするのも難しいです。
けれども、それを制した人だけが、それぞれの世界で成功するような気がしています。
「間」が分からないと、「間合い」が分からなくなり「間延び」したりします。
人はその人のことを「間抜け」と呼んでしまいます。
「間合い」とは、辞書では「ころあい」「タイミング」「あいだ」「あいま」と載っています。
武道では、自分と相手の距離(時間的距離と空間的距離を含む)を言います。
「間合い」は、日本拳法のような武道だけでなく、野球などのスポーツ世界でも、とても大切なことです。
でも、普段の生活では、「間合い」という感覚を失ってきたような気がしています。
信号機の無い横断歩道を観察していると、歩行者が車に向かって突っ込んできます。
たぶん「歩行者が優先だから」という理屈なのだろうと思われますが、
一昔前までは、たとえ横断歩道であっても、歩行者は車が来てるかどうか、左右を確認してから車との距離感(間合い)を意識しながら横断をしていました。
しかし今は、横断歩道なのだから歩行者が優先、だから、車が来てても渡る。
もうこうなると、自分勝手な考え方だけで動く人間になってしまいます。
こんな人達を見ると「間合い」を喪失してしまったような気がしてなりません。
普段から「間」の大切を意識していないと、身体は動きません。
白虎会では、普段の練習から後ろに下がってから前に出る練習を取り入れています。
この切り替えしを早くすることで、相手との「間合い」を容易に詰められます。
自分が後ろに下がると、相手がこちらを追いかけるために、相手の後ろ足が地面から離れた瞬間、こちらが前にでれば、先ず間違いなく「間合い」が詰められます。これが出来ると、本当に強くなれます。
武道(スポーツ)で培った「間合い」は、社会(仕事場)でも、応用できます。
自分の言いたいことを、相手に考える余裕を与えずに言ってしまうと、一方的な押しつけになりますが、ある程度の「間」をつくると、相手から話をしてくれるので、相手から多くのこと(情報・知識・知恵)が得れます。
「間」が悪い人の共通の欠点として、自分の立場が分かっていなかったり、全体が見えていないことが多々あります。
ビジネスの世界では、相手の話(本音)を聴けていないことが多いので、注意しなければなりません。
私自身も「間」というものを、今一度、意識していきたいと感じております。
ありがとうございます。 合唱
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