事務局長の北村です。

・・・・前回からの続き・・・・

体格的に不利でおじさん拳士の松下さんがいかにして黒帯を勝ち取ったのか、一言でいえばウルトラマンのスペシウム光線を身につけることでした。ウルトラマンは地球上では３分間しか戦えず、しかも他のウルトラ戦士に比べて、武器といえば八つ裂き光輪とスペシウム光線くらいしかありませんでした。（ウルトラ放水は武器に入れてないです）つまり、試合時間の３分間を戦えるスタミナをつけることと、確実に一本が取れる必殺技を一つに絞り、それを稽古で徹底的に習得することだけを目指しました。小柄なので組み技よりは突き技、リーチとスピードが必要な面突きよりも、相手が打ち込んできたと同時に相手のふところに潜り込む抜き胴が有効だと結論付けました。

稽古は土日の週２回しかないので、仕事で遅れそうになっても、たった15分しか参加できそうになくても必ず稽古に出ること。体力づくりは稽古のない時でもできますが、試合勘を養う本取りは稽古に出なければ得ることはできません。松下さんは、そうした稽古の中で、何度も何度も抜き胴の習得に励まれました。抜き胴を生かすための前拳の使い方やフェイントとしての面突きのやり方など、この時期は本当に集中して稽古に取り組まれてました。最初はもちろんうまくいきませんでした。抜き胴はタイミングが難しいですし、何よりもふところに潜り込む度胸が必要です。よくみんなからボコボコにされてましたね。そんなこんなでこの稽古を数ヶ月続けていくうちに、松下さんを相手にするとだんだん気を抜けなくなってきました。他の松下世代の選手も同じことを言うようになってきました。特に宿命のライバル永田さんとの本取りは、阪神巨人戦のような伝統の一戦のような様相を呈してきたのです。

・・・・次回に続く・・・・

あと数年で家族で一番小さくなる予定・・・

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問合せ
メール　　byakkokai@happiness-park-katano.com
ＴＥＬ　　副会長　西村まで　080-4142-2558

稽古場所
土曜日１８時３０分から　　枚方市立長尾中学校
〒573-0161 大阪府枚方市長尾北町3-3-1

日曜日１７時００分から　　枚方市立招提小学校
〒573-1154 大阪府枚方市招提東町2-2-8
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