カガクニギセイハツキモノデース②

定食屋に行ったら勝手にご飯を大盛りにしてもらえるたかしです。なに言わずとも大盛り。背中で語るとはこの事でしょうか。

試合シーズンとともに寒さも襲来しているので、体調管理には注意したいですね。

さて、前回お話ししておりました、首周りのお話をさせてもらえればなと思います。少し眠たくなるような内容なので眠眠打破を飲んでご覧ください。なぜ首周りが大事なのかというと、話は赤ちゃんにまで遡ります。

人間が生まれてから一番最初に獲得する身体の動きは「首が座る」事なんですね。巷では定頸とも呼ぶのですが、、、これがすっごく大事になるんです。

生後3~4ヶ月程で首が座り→寝返りができる様になる→うつ伏せで手をついて上半身を支えれるようになる→座れるようになる→四つ這いが出来るようになる。という大体の流れで運動を獲得していきます。個人差は多々ありますが大体一人立ちができるようになるのが生後12ヶ月程ですね。大体1歳くらいで人の動きの基盤ができる感じですね。

これでお察しの良い方はご理解頂けると思うのですが、首が座ってからいろんな動作を容易に出来る様になっていますよね。さらに首が安定すると目の動きも安定し、色んなものに興味が出てきます。頭を支えるだけなのにこんなに出来ることが増えるんですね。

この頭を支えるのに必要な筋肉は、首や肩甲骨周りの筋肉だけではありません。そう「腹筋」です。人間は姿勢を保つために、色んな筋肉が無意識的にバランスを取り合って姿勢を保とうとするのです。この姿勢を保つのに必要な筋肉が「インナーマッスル」になるんですね。インナーマッスルは姿勢を保つ等の筋肉の持久性に優れています。逆にアウターマッスルは瞬発性に優れており、走ったりジャンプしたり等の動きはアウターマッスルが優先的に使われます。アウターマッスルはインナーマッスルに比べると疲れてやすいく、逆にインナーマッスルよりは強い筋力が発揮できます。持ちつ持たれつな関係でやらせてもらってるんですね。

これで大体ご理解頂けましたかね。体幹はお腹だけではなく首や背中の筋肉も含まれているんです。首の動きってほんとに大事です。これは僕の経験論ですが、発達面に問題があるお子さんは首の支えが苦手な子が多いです。「同一した姿勢が取れない」「教科書が読めなくて動き回ってしまう」のは、インナーマッスルの弱さからきている可能性もある様に感じます。

「同一姿勢が取れない」→インナーマッスルが弱くてアウターマッスルを使って姿勢を保つ→疲れるからじっとできない。「教科書が読めない」→首が安定せず目の動きが安定しずらい→教科書が読みづらい等の可能性もありますよね。これは個人論なので鵜呑みにしないでくださいね。

ヒトの身体って調べれば調べる程面白いですよね。じゃあ次はこのインナーマッスルを鍛えるのに必要な筋トレは何か、また出来れば子どもさんが飽きずに楽しくできるトレーニングはあるのか、これは次回のお話しにしたいと思います。

こうやって焦らせばブログに書く話題が確保できるんじゃないかと各方面から言われますがそんなことはありません。むしろ書く事ありすぎて困ってるくらいです。

以上、たかしのメディカルブログ大学でした。

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