ヤル気を生む二つ目の要素は「方法の具体化」です。
目標達成に向けて「がんばれ」と言われても、何をどうがんばればいいのかわからないとがんばれません。
目標を実現するための具体的な手立てがわかることもやる気を生むための重要な要素です。
大切なことは、一人ひとりの選手が自分の課題を理解すること。
そして、指導者がそれを改善する手立てを明確に持ち、わかりやすく伝えること。
指導者も選手も負けから課題点を分析したり、勝ち上がれる上手な選手の技や動きの傾向を分析して、共有することが大切だと考えます。
特に選手が子どもの場合、課題解決のための具体的な方法を自分自身で考えることには限界があります。
いくら意欲的に目標を立てたとしても、達成方法が見出せずにいると途中で嫌になり、投げ出してしまいます。
目標達成の方法を教え、選手達を見守り、必要に応じて援助・支援することが大切であると学びました。
多くのマラソンランナーを育てた小出義雄さんは高橋尚子選手を育てる時に1キロメートル毎の走り方を細かく指示したそうです。
それが好結果につながり、やる気と自信が一層高まり、日本記録、さらにはオリンピックの金メダリストへと成長させたことになったという話もあります。
指導者が目標達成に向けて具体的な手立てを示すためには、競技の深い理解と、習熟した教え方、そして選手のことをよく知っていなければできません。
難しいですね。もっと研究せねば。
参考文献:子どものヤル気を生む8つの要素
著者:学校法人竹早学園理事長 吉野尚也
発行:学研教育みらい/2018年
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