笠原です。
3学期も後半戦。学校現場では最後の参観の時期に来ているのではないでしょうか。
小学校の3学期の参観で多いのが、オペレッタや二分の一成人式、できるようになったこと発表会、ありがとうの会、合唱合奏などの発表形式のもの。
一年間の集大成とも言える最後の参観では一人ひとりに全力を求めたいところ。
そんな中、あるクラスで発行されている子どもたちへの学級通信で、興味深いものがあったので紹介します。
テーマは「本気になる」
『今から400年ほど前に「宮本武蔵」という、戦いでは一度も負けたことがない剣の達人がいました。
(講談社 バガボンドより引用)
40年以上も戦いに明け暮れていましたが、たったの一度も負けたことがないのです。しかしそんな宮本武蔵が負けはしなかったものの勝てなかった試合が一度だけありました。
相手は若い侍。一対一の真剣勝負でした。大上段に振りかぶった若者はじりじりと武蔵に迫っています。
じっと構えたままの武蔵。一瞬若者がスーッと目を閉じ、意を決していると武蔵は直感しました。
するとどうしても打ち込めないのです。鬼気迫る気迫で、武蔵が勝てなかった試合であると言われています。この気迫はどこから来ているのでしょうか?
ポイントは技ではなく「本気になる」ということ。
百獣の王ライオンは獲物を襲う時、簡単にとれそうな場合でも、自分の力を最大限に発揮して、本気になって獲物を襲うといいます。
皆さんが何かをするときも同じです。どんなに簡単だと思っても、一つひとつ心を込めて本気で取り組むことが大切なのです。そして終わった後には、本当の楽しさが待っています。
「このぐらいはいいか。」
「〇〇だけがんばればいいや。」
と物事の重要さを自分で判断して力を入れたり抜いたりするのではなく、どんなことでも本気で取り組むことが大切であると考えます。
特にあいさつや返事は気持ちが表れやすいです。「まぁいっかー」とやり過ごすことは楽だし、きっと多くの人は気づかないし、指摘をしないでしょう。誰も気づかない小さなことだからこそ、本気で取り組むことによって差が生まれてきます。この話に出てきた若い侍にはなれないですが、宮本武蔵が勝てなかったこの若者の気迫を参考にすることはできますよね。
参観での家族へ向けての発表は、この一年間の学んだことや経験したこと、成長したことが「本気の気迫」として伝わるといいですね。』
と書かれてありました。
この心は白虎会の稽古でも言えると思います。
挨拶や返事、仲間への声掛け、突きをくり出す時の声、一つひとつの動き。
「本気の気迫」で取り組むことで、成長の度合いは変わってくるのではないでしょうか。
先週の稽古で声が出ていたと評価されたのは以下のメンバーです。
本気の気迫を見せてくれているメンバーと言えると思います。
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問合せ
メール byakkokai@happiness-park-katano.com
TEL 副会長 西村まで 080-4142-2558
稽古場所
土曜日18時30分から 枚方市立長尾中学校
〒573-0161 大阪府枚方市長尾北町3-3-1
日曜日17時00分から 枚方市立招提小学校
〒573-1154 大阪府枚方市招提東町2-2-8
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