治癒力

ASAです。
 今日は、全日本拳法社会人選手権大会の団体戦、レギュラーはこの日のために土日の強化稽古をしてきました。
先週の日曜日、最後の強化稽古は、怪我人が出ることもなく終了、ホッとしました。
私も全身筋肉痛でヘロヘロですが、選手の疲労もピークだったと思います。
今日は、その結果が出る日・・・・・

怪我といえば、私も社会人になってからもよく怪我をしました。
格闘技が好きで、柔道や剣道、日拳、格闘術・・・・・いろいろやって打ち身や捻挫は日常茶飯事
裂傷や骨折、脱臼、肉離れ、何回も怪我をしてギブズを撒いたおかげで、
怪我のだいたいの程度と、どのくらいで治るのかがわかるようになりました。
まあ、強い人はあまり怪我をしませんが・・・・・自称、受傷のプロ・・・・・

例を挙げると、拳・・・・・日拳の場合、グローブを付けるので、空手のようにしっかり拳を握って構えたまま打つということはありません。
初めから拳を握り込んでいると肩に力が入ってしまいます。
日拳は相手のパンチを掌でさばくという意味もあって、構えは手を開き、突きは当てる瞬間に握り込みます。
脱力から一気に緊張、これが、早いパンチを打つ秘訣なんですが、
防具なしの格闘術等のスパーリングで、握り込む前のパンチがカウンター気味に当たったのが、前に出てきた相手の頭・・・・・
「パキッ」という乾いた音がはっきりと聞こえました。医者に診てもらうと、小指側の骨折。
この小指側の骨折は、グローブを付けて実際に殴り合うボクサーにも多い怪我だと言われました。
右拳が2回、左が1回、全く同じパターン、いくら鍛えても握り込む前の拳が脆く、人間で一番堅いのは頭だということを思い知らされました。
素手の拳は、両刃の剣・・・・・グローブを付ける意味がよくわかります。

そして、投げられたときや寝技でよくなるのが肋軟骨骨折、肋骨は呼吸すると常に動くので、
折れてもギブスで固定するわけにはいかず、サラシで巻いてじっと我慢するしかありません。
医者に行くと、当然、「安静に」と言われますが、柔道の先生からは「練習をしながら治せ」と言われます。
レギュラーになれば、少々怪我をしても、サラシを巻いたり、テーピングでごまかしながら練習を続け、試合に臨みます。

「練習をしながら治していく」、一見、矛盾するようですが、行き付けの整骨院の先生に聞くと理にはかなっているとのこと。
当然、痛めているところを動かせというのではなく、怪我をしている以外のところ、動かせるところをしっかり動かし、
他の筋肉を動かして、運動をしながら怪我を治せという意味です。

人間には本来、治癒力というのがあり、身体を動かすことによって、その快復ホルモンが活発に出るようになるので、
安静にしているよりも怪我が早く治るということだそうです。

昔よく見たプロレスで、毎試合、怪我をして流血する選手が、毎週、休むことなく試合をしているのを見て、すごいなと思っていましたが、
その選手も同じようなことを言っていました。
確かに、毎日練習して鍛えている人は、怪我の治りも早いし、復帰も早い・・・・・

怪我をしたからといってじっとしているのではなく、自らの治癒力を最大限に引き出す、
やはり、人間、ワイルドが大切なんだなと思います・・・・・

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問合せ
メール  byakkokai@happiness-park-katano.com
TEL  副会長 西村まで 080-4142-2558

稽古場所
土曜日18時30分から  枚方市立長尾中学校
〒573-0161 大阪府枚方市長尾北町3-3-1

日曜日17時00分から  枚方市立招提小学校
〒573-1154 大阪府枚方市招提東町2-2-8
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