練習方法

日本拳法の醍醐味は、自由に殴り合える乱稽古ですが、考えてみるといろいろなやり方があります。
学生時代は、先に防具を着けた先輩にかかっていき、先輩が終わろうと言うまで続けていました。
時間は、先輩の気分次第、気の済むまでで、3分で終わることもあれば、20分、30分と続けることもあり、
平均でも10分位・・・強い人や苦手な人と当たれば悲惨でしたが、かなり鍛えられました。

たいていの学校や道場は、時間を決めての「回り稽古」だと思います。
これは、次々に相手が変わっていくので、気分も変わり練習にもメリハリがつきます。
この前、某大学の合宿に行ったときやっていた回り稽古は、時間が1分のもの10本と2分のもの5本。
1回の時間が短いので、お互い攻めなければすぐに終わってしまいます。
1回の時間を短くすることで、お互いお見合いの時間をなくし、やられてもいいから攻める練習をするもので、
先制攻撃で、相手が力を出す前に1本とることや1本を取られたらすぐに取り返すため、
残りわずかでのラストスパートを目的とした練習で、
お見合いでダラダラすることもなく、なかなかいいなと思いました。

1人に何人もが休まず、連続でかかっていく「元立ち」は、柔道でよくやるやりますが、
休む暇もなく次々に元気な者がかかってくるので、かなり疲れます。
体力だけではなく、疲れた、やめたいという自分に負けない心、気力を養うために行います。

白虎会のメインは、相撲の申し合い形式の「勝ち残り」
試合形式で1本を取ったものが勝ち残るものですが、
みんなが見ている中でやるので、気を抜くことも出来ず、1本取らなければ終わらない、
周り稽古よりも疲れますが、試合にも直結するいい練習だと思います。

それぞれのやり方には、それぞれ利点や欠点があります。
ただ、漫然とやるのではなく、その目的をよく理解して、考えながらやることが大切だと思います。

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問合せ
メール  byakkokai@happiness-park-katano.com
TEL  副会長 西村まで 080-4142-2558

稽古場所
土曜日18時30分から  枚方市立長尾中学校
〒573-0161 大阪府枚方市長尾北町3-3-1

日曜日17時00分から  枚方市立招提小学校
〒573-1154 大阪府枚方市招提東町2-2-8
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