選手の進化(吾友会大会の報告 その3)

会長の水木です。

日曜日の吾友会大会のことを書きます。

この大会で、このところ急成長したなーと思う選手が3人いました。

1人目は杉山航大。

常に安定した実力を発揮していた航大ですが、今回は見事に優勝。
優勝は京都府民大会を除いては昨年の旭の大会以来になります。
いつもは強敵相手以外は先に攻めて圧勝するのはいいのですが、
強敵相手だと惜敗をするケースが多かったです。
圧勝はしても辛勝はない、接戦はだいたい負けてしまうという印象がありました。
この日は予選から雰囲気が違っていました、お母さんの杉山コーチからの指導もあり、
最近は相手に攻めさせて、拳を綺麗に払った後、一気に攻めるという技を確立し、
予選から自分からガンガン攻めるのではなく、技を意識しながらも圧勝で勝ち上がっていきました。
決勝はこの1年で過去2回決勝戦で負けている苦手な選手。
この日は落ち着いて、相手の攻めを完全にかわして、面付きを決めることができました。
技を覚えて、それを試合でつかえるようになっているのは素晴らしい。
白虎会大会も楽しみです。

2人目は薮晃輝。

この日は初めて決勝までいき、決勝は負けてしまいましが
見事に準優勝。
小さい体格ながらも、大きく踏み込んで相手に近づき突きを繰り出す技が
この日は冴えていました。
いつもは、相手の攻撃をかわしながら、隙をみて攻撃するスタイルでしたが、
体調は悪かったようですが、モチベーションを高く持って自分から攻めきる姿勢が
見えました。もともとセンスのある選手なので、気持ちをしっかり前に持っていくことができれば
ますます強くなる選手だと思います。
この学年は実力者がそろってきたので、白虎会内のレギュラー争いも楽しみです。

3人目は林龍之介 副キャプテンです。

6年生の中ではひときわ小柄な龍之介。
とにかく足を使って、前後左右に大きく動き、相手の間合いに飛び込んだり、
パンチを躱して、攻撃したりととにかく動き回るのが特徴です。
最近は振るわない成績が多かったですが、
面をつけ始めてから、視界が狭くなったこともあり、
龍之介の持ち前の機動力が有効になってきたようです。
大きい選手相手にもひるむことなく、この日は勝利を積み重ねていきました。
来年は中学生になりますが、親子・兄弟ともども拳法を頑張ってくれると思います。

この3人以外も急成長している選手が増えてきていますが、
この日は特にこの3人の拳法が印象に残こりまた。

 

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