防具

春、心身ともに軽くなってきたASAです。

一気に春めいてきました。
暖かくなり、気分も軽く、身体も動きやすくなる季節です。
今日は、天気もいいので防具の手入れ、陰干しをしています。
いつも稽古で使っている防具、見れば見るほど良くできているなと感心します。

人を思いっきり殴ったり蹴ったりするということは、
リングに上がった某副会長以外、一生のうちに1回あるかないかのこと。

日本拳法でも防具稽古以外に、防具を全くつけずに素手でやる「空乱」という
空手同様の寸止めの稽古方法があり、私も学生時代、時々やりましたが、
動いている相手に突き蹴りを紙一重で止める自信は全くありません。
いくら気を付けていてもカウンターとなれば、出合頭の交通事故のようなもの。
気合だけは防具稽古以上に入りますが、恐る恐るという感じでした。

空乱は、武道としての実戦感覚や技の正確性を鍛えるためにも必要なのですが、
一つの技を反復練習し、お互いある程度形が決まってからやらなければ危険で、
私自身は、常に当たらないように気を遣わなければならず、
かえってストレスが溜まったように思います。

防具空手等では、よく剣道型の面や強化プラスチックのメンホー等を使っています。
剣道型の面は、ストレート系を受けるのはまだいいのですが、
側面が厚布なので、横を向いたときやフック系のパンチには弱く、首が動きにくい、
メンホーは軽いが、すぐに面が曇り、パンチを受けたときの衝撃がすごく、
試合などの一発勝負にはいいが、
全力のパンチを何発も受けるというハードな練習には向かない、
そして、ともに本格的な組討ちとなるとすぐに外れてしまいます。

その点、日本拳法の面は、側面まで面金があってフックや蹴り、組討ちにも対応、
初めての人にはちょっと重く、後で首が痛くなるかもしれませんが、
付けているだけでも必要な筋肉が鍛えられ、慣れれば自由に動けるようになります。
欠点は、素足の甲で蹴ったり、肘を当てたりすると当てた方が痛いということと
脱着の利便性ですが、最近、徐々にですが、改良されているように思います。

日本拳法の技術体系は、この防具があってこそのもので、
防具の性能が上がれば、使える技ももっと多彩になるはず・・・・・、
要である面自体も材質、形状等に改良が加えられていくと思いますが、
もっと軽くて付けやすく、衝撃を吸収してくれる年寄りに優しい防具、
早くできないものでしょうか・・・・・

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問合せ
メール  byakkokai@happiness-park-katano.com
TEL  副会長 西村まで 080-4142-2558

稽古場所
土曜日18時30分から  枚方市立長尾中学校
〒573-0161 大阪府枚方市長尾北町3-3-1

日曜日17時00分から  枚方市立招提小学校
〒573-1154 大阪府枚方市招提東町2-2-8
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