ども、腱鞘炎が痛い実行委員長です。
大橋さんも書いていましたが、「抜きシリーズ第2弾」として、
今回はレジェンド日下さん(52歳とのことww)の
昇段試験について書きたいと思います。
日下さんは、いろんな大会の壮年の部で何度も上位入賞を果たしています。
ある大会の決勝戦では、壮絶な試合を繰り広げそれでも決着がつかず、
普通なら延長戦は時間無制限なのですが、両者の体力の限界を考えて
特別に時間制限ありの延長戦になった闘いをしたほどの強者です。
なので、今までの初段試験も難なくクリアすると思っていたのですが、
それが思うようにいかないところも日本拳法の奥深いところでしょうか。
そして、今回の初段試験では、ライバルの鈴木さんが
すでに初段に昇段を決めていて、日下さん本人も気合いが入っていましたが、
昇段にはあと3ポイントも残っていたので、
初段になるには3人抜きをする他ありませんでした。
若い選手ならいざ知らず、自分らのようなおじさん拳士には、
体力的にもとても高いハードルです。
気合い十分の日下さんは、初戦からガンガン相手を圧倒しました。
3人抜きをするためには、出来るだけ体力を消耗せず
勝負を決めなくてはならないからです。
少し時間がかかりましたが、2本先取で見事1人目を突破しました。
2人目はやや手こずりましたが、これも2本取って勝利しました。
肩で息をしているので、相当疲労しているなと分かりましたが、
ここまで来たらもう3人抜きするしかありません。
しかし、相手は体力十分な上になかなかの実力者でした。
先に一本取られ、正直これで勝負はついたかな・・・と思いました。
ですが、日下さんは諦めずに、「バコーン」といういい音とともに、
見事な胴蹴りがきまりました!稽古でもあまり見た事ないのですが・・・
これで勝負の行方はわからなくなりました。
あと1本で、3人抜き。初段が黒帯が手に入るのです。
しかし、しかしです。勝負と言うものは無情・・・
相手も蹴りを警戒して距離を取りながら、
日下さんの動きを封じにきたのです。
残念・・・本当に残念でした。
体力、気力の尽きた日下さんは惜しくも
3人抜きをすることができませんでした。
試合が終わってから日下さんは、
本当に体力が残ってなかったのか、まだあったんちゃうか、
まだ出来る事があったんちゃうか、と本当に悔しい思いをしていました。
45歳を過ぎてから始めた日本拳法で、52歳で惜しくも3人抜きを逃す・・・
自分とこの道場生を褒め称えるのもなんですが、
まさに日下さんはレジェンドです。
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