匿名ブロガーXです。
では、前回のブログの続きです。
あくまでも我が家における自主練で、私の独自理論も若干入っていますので参考程度にしてください。
面突きの稽古のポイントとして①から⑧まで羅列しましたが、今回はその詳細についてです。
①前拳が確実に相手の面を捉えているか
拳法の面々はボクシングにおけるワンツーになるのですが、ワン(前拳)はツー(後拳)を当てるための布石です。
少年ルールでは寸止めですが、確実に前拳を面で捉えると後拳の起こりが分かりにくくなるので、相手の反応が遅れます。
なので、前拳をチョコンと出して引っ込めず、相手の面の前に置くぐらいの気持ちで出すように指導しています。
あくまで基本は相手の顎を狙いますが、試合では、グローブで相手の目線を隠すくらいの方が効果は高くなります。
空手で突き出した拳や掌を相手の視界を隠して攻撃する簾(ブラインド)という技がありますが、イメージとしては、これに近いと思います。
なので、後拳を出す直前まで、前拳を残すくらいの気持ちで稽古をさせています。
②後ろ足、腰、肩を一挙動で回旋させて後拳を突いているか
少年部、青年部に問わず、ある程度、拳法の動きが出来るようになると落ち入りやすいのですが、
後ろ足→腰→肩→後拳
と順番に動いて後拳を撃つ人が多いです。
腰が肩を引っ張り、肩に引っ張られる様に拳が遅れて出てきます。
私も現役時代(とはいっても僅かな間ですが)は力でガンガン押していくタイプでしたので、上記のようなフォームでブンブンと振り回していました。
このことに気づいたのは、客観的に人の稽古を見るようになった最近のことです。
確かに上記のようなフォームだと、腰や肩の回転が確実に拳に伝わっているように感じますし、実際にそうだと思います。
しかし、これだと起こりから突きを出すまで時間がかかる上、腰や肩の動きで相手にバレてしまいます。
いわゆるテレフォンパンチというやつです。
ですので、拳を引っ張るのではなくて、押してあげるイメージ。
説明が難しいですが、助走始めたばかりの拳を後ろ足、腰、肩の3つの力で押してあげるように一挙動で突けば、無駄な動きを排除して速く突くことが出来ます。
長くなりそうなので、続きは後日…
にほんブログ村ランキングに参加しています。クリックのご協力御願いします!!
_______________________________
ホームページ https://byakkokai.com/
問合せ
メール byakkokai@happiness-park-katano.com
TEL 副会長 西村まで 080-4142-2558
稽古場所
土曜日18時30分から 枚方市立長尾中学校
〒573-0161 大阪府枚方市長尾北町3-3-1
日曜日17時00分から 枚方市立招提小学校
〒573-1154 大阪府枚方市招提東町2-2-8
_______________________________