思いやり

林克彦です。

48年も生きているといろいろな人と出会い、いろんな意見を聞くことがあります。ほとんどの人が「これは間違っている」と思って行動しているワケではないのでしょうから、この世の行動には「正解」や「不正解」は存在しないのかも知れません。

「思いやり」もそのひとつです。例えばみなさんは電車やバスで座っているときにお年寄りが乗車してこられたらどうしますか?

多くの人が当たり前の気持ちで「どうぞ」と席を譲るのではないでしょうか?もちろん体調が悪かったり、自分自身も疲れていたりすると席を譲るという行為に至らない場合もあるでしょう。ただ、子供の頃からそのように教えられた方は少なくないのでは?と思います。一般的に言う「思いやり」という部分だと思います。

ところが、「思いやり」と思ってとった行動が実は相手にとっては「大きなお世話」であったり「要らぬ同情」ととられたりすることもあるようです。

ひょっとしたら「お年寄りには席を譲るもの」という考えを持っていてはいけないのかも知れません。そうではなく、「お年寄りは席を譲って欲しいと思っているかも知れないので、席を譲りましょうか?と聞いてあげるもの」なのかも知れません。

健康であり、電車やバスではあえて立つことを心がけておられるお年寄りにとっては「大きなお世話」でありましょうし、「ワシは年寄りやない!バカにせんとってくれ!」となるやも知れません。そんなことをいろいろ考えると、人間にとって大切である「思いやり」を当たり前につかうことも出来ませんし、その大切さを子どもたちに伝えていくことも出来ません。

相手が望んでいるのかどうかわからなくても、自分なりの「思いやり」はかけるべきだと思いますし、かけられた側もそれが不要であれば「思いやりありがとう。でも私には不要です。」と伝えればよいだけではないかと考えます。

その想像が正解かどうかは別として、お互いが相手の立場を想像して自分なりの「思いやり」をかけることは、少なくとも「不正解ではない」と強く思います。

にほんブログ村 格闘技ブログへ
にほんブログ村ランキングに参加しています。クリックのご協力御願いします!!

_______________________________
ホームページ    https://byakkokai.com/

問合せ
メール  byakkokai@happiness-park-katano.com
TEL  副会長 西村まで 080-4142-2558

稽古場所
土曜日18時30分から  枚方市立長尾中学校
〒573-0161 大阪府枚方市長尾北町3-3-1

日曜日17時00分から  枚方市立招提小学校
〒573-1154 大阪府枚方市招提東町2-2-8
_______________________________