押忍という言葉

ありがとうございます。藤田です。

今日は『 押忍 』という言葉について話します。

土曜日の練習で、笠原主将が子供たち一人ひとりと向かい合いながら、

連打の練習をしている時に、ふーっと浮かんできた言葉です。

『 押忍 』 という言葉は、普段は挨拶や返事で使います。
押して忍(しのぶ)と書くように文字から解釈していくと、我慢し耐え忍ぶと言う意味になります。

忍とは、刃に心と書き、心という鞘(さや)に収めて制御するイメージなのかも知れません。

そういった表面的な意味だけでなく、言葉の裏に隠された「前向きな意味」があることを思い出します。

笠原主将からの威圧感を感じながら、子供たちは、ただただ前に出ながら攻撃します。
がむしゃらに連打しますが、胴を打たれたり、押し返されたりします。

そんな光景を見ていると、笠原主将の愛情を感じます。

子供たちには、怖がらず、前に出る勇気を持ってほしい。
押し返されても、何度でも前にでる力(行動力)を付けてほしい。
挑む(いどむ)力やチャレンジする力を付けてほしい。・・・という真意が汲み取れます。

そう感じたとき、『 押忍 』という言葉を浮かんできたんです。

人は成長する過程で幾つもの目に見えない壁にぶち当たります。
そして、人は上手く行かないことが多かったり、調子が悪いと、壁というものを感じてしまいます。

『どうせ・・・』 『だって・・・』 『しかたない・・・』 という言葉など。
ついつい否定的な言葉を声に出してしまいがちです。
でも、そんな否定的な言葉を多く使っていると、自分で自分の可能性を狭めてしまいます。

自分の可能性を広げるのは、自分自身に投げかけるプラスの言葉です。
否定的な言葉が出そうなとき、私にとってのプラスの言葉、

『 押忍 』という言葉を投げかけていた時期を思い出します。

『 押忍 』には、あきらめない心、失敗を恐れず、チャレンジする精神が含まれています。
前向きに行動する大切さを日本拳法は教えています。

『 押忍 』という言葉の深い意味を、自分なりに意識することで行動が変わる「きっかけ」になります。

いくつになっても、自分の可能性を広げるのは自分自身だと・・・。『 押忍 』

『魔法使い』には、なれませんが、『言葉使い』には、なれます。
自分にとってプラスの言葉を投げかけることで、自分自身が自分に言葉の魔法を掛けましょう。 

ありがとうございます。 (合唱)

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