拳の握り

落ち込んでいるASAです。

やっちゃいました。
先週の稽古後、左手のグローブを外すとき、何か痛いなと思っていたんですが、
2日位すると腫れてきたので、医者に診てもらうと左手小指中手骨骨折・・・・・
小指といっても指そのものではなく、手の掌の中の小指の根元の骨で、
ボクサーが相手の頭を殴った場合によくなる骨折と同じだと言われました。

先週の稽古、青年部に集まったのは、ほとんどが二段以上の高段者、
N副会長に思いっきり殴られた記憶はあるのですが、殴った記憶は・・・・・

素手で人を殴ると、殴られた人ばかりのダメージを考えがちですが、
よくあるのが、殴った方の手の骨折、
拳を作ると当てる面は、大抵中指を頂点とした山形になります。
一番強いのは一番大きな中指の付け根で、次に強いのは人差し指の付け根、
逆に一番弱いのは、一番小さい小指側の付け根で、
ここにピンポイントで衝撃が加わると、あっさりと折れてしまうというわけです。

人間、無意識に手を出すと小指側が先に当たるようになっているので、
空手等素手で殴る格闘技は、しっかり握って、固い拳を作ることから始め、
当てるのは、必ず拳の一番固くなる中指と人差し指の付け根とし、
巻き藁を突いたりして、常にこれを意識し、身体に覚えこませていきます。

白虎会で、練習初めに必ずやっている拳を立てての手押し車、
腕力を鍛えるためだけではなく、拳を正しく当てるための稽古なので、
痛くても、作った拳の小指側の3本指の付け根ではなく、
人差し指側の2本指の付け根で身体を支えろというのはそのためです。

ボクシング等グローブを着ける格闘技は、
素手ほどしっかりと拳を握ることはできないので、
バンテージ等をしっかり巻き、物理的に拳を固めてからグローブを付けます。
拳に力を入れない分、速い突きを出すことができ、突きの種類も多くなりますが、
最も大切な拳の握りができていないことが多いということ。

これまで、当てるつもりのない空乱等で、
軽く握って振りぬいた素手の拳が相手の固い頭に当たってしまい、
同じ小指側を骨折したことは何度かあり、よくわかってはいたのですが、
グローブを着けての骨折は初めて・・・・・

おまけに、これまでは、取り外しできるシーネギブスだったのが、
今回は、左手首からがっちりギブス固定・・・・・・

ショックが大きいので、しばらくおとなしくしときます。

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問合せ
メール  byakkokai@happiness-park-katano.com
TEL  副会長 西村まで 080-4142-2558

稽古場所
土曜日18時30分から  枚方市立長尾中学校
〒573-0161 大阪府枚方市長尾北町3-3-1

日曜日17時00分から  枚方市立招提小学校
〒573-1154 大阪府枚方市招提東町2-2-8
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