本番での実力発揮

林 克彦です。

さて、私ですが一年半ほど前からギターを習いに行っております。学生時代よりたしなんでおりますが、技術面の独学での限界を感じ、また理論の勉強をしたいと言うことで、教室の門をたたきました。

そこそこの数の生徒さんがおられるこのスクールでは年に二回、「発表会」があります。各々が半年間それぞれの目標に向かって練習して発表会に挑みますが、先日今年二回目の発表会が開かれました。コンクールなどではなく単なる成果の発表なのですが、やはり本番ともなると緊張する生徒さんが続出です。人前でのパフォーマンスにはあまり緊張を感じない私ですが、実はかなりの緊張を感じておりました。

とはいえ、当日のためにイヤと言うほど練習をしてきたわけですから、不安である一部のフレーズを除いては勝手に指が動くところまで完成しております。ほぼ完璧です!!

・・・が、観客多数でスポットライトを浴びるステージ上では恐ろしいことが起こりました。

「間違えた」どころではなく、「忘れた」という方が正しいでしょうか。当たり前に弾けていたフレーズが全く出てこないのです。演奏終了後も先生からも「ありえへんところで間違えてましたねぇ。」と言われました。まったくもってその通り。だって、ステージに立つまでは自分ではほぼ完璧の完成度と感じていたのですから・・。

さて、これは拳法にとっても同じことが言えると思います。大会や試合などでいかに緊張せずに、「普段の自分の力」が出せるかどうかです。ボクのギターもそうですが「実力が発揮できなかった」のではなくて「普段通りの力を出せなかった」ということであり、やはり結果そのものが「実力」なのです。

よく「運も実力のうち」と言いますが、場数を踏めば踏むほど幸運とめぐりあうチャンスも増えます。場数を踏むと言うことは、それだけ物事に取り組む姿勢が大きいということです。また、場数を踏むことで慣れてきますので、緊張の度合いも軽減します。つまり「普段通りの力を出せる」ように近づくと言うことです。

高段者のメンバーは今まで数え切れないほどの場数を踏んでこられています。大きな大会や大事な試合などではさすがに緊張されるかと思いますが、場数を踏んでこられたおかげで緊張の度合いや緊張が和らぐ時間など我々とは大違いなハズです。

拳法以外でも、普段から肝心なときに思ったほどの力が発揮できないという人は、大きく息を吸って頭に新鮮な酸素を取り入れましょう。「緊張するな!」という自分への言葉は、最も緊張を高めるワードです。正直「慣れ」以外に緊張を取り除くことは難しいことかと思います。なによりもひとつの大きな深呼吸が効果的ではないでしょうか。

にほんブログ村 格闘技ブログへ
にほんブログ村ランキングに参加しています。クリックのご協力御願いします!!

_______________________________
ホームページ    https://byakkokai.com/

問合せ
メール  byakkokai@happiness-park-katano.com
TEL  副会長 西村まで 080-4142-2558

稽古場所
土曜日18時30分から  枚方市立長尾中学校
〒573-0161 大阪府枚方市長尾北町3-3-1

日曜日17時00分から  枚方市立招提小学校
〒573-1154 大阪府枚方市招提東町2-2-8
_______________________________