格闘術としての日本拳法

ASAです。

先日行われた全日本社会人大会、仕事が終わってから慌てて駆けつけたのですが、
残念ながら白虎会の試合には間に合わず、申し訳ありませんでした。
大橋さん、女子部での個人優勝、おめでとうございます。
そして、選手のみなさん、本当にお疲れ様でした。

何とか見られた各決勝戦等は、
社会人個人戦6連覇中の自衛隊、秋葉選手の試合を含め、
どれも見所満載で、見応えのある試合ばかりでしたが、
自衛隊の試合を見て感じたこと、それは、
私たちが、今やっている日本拳法とは少し違うなということです。

日本拳法は、昔、学生拳法と言われてた時期がありました。
それは、一般には道場もほとんどなく、大学生中心でやっていたからで、
稽古中に宗家直伝の諸先輩方から教えられていたことは、技云々よりも気持ちで、
「さがるな」「とにかく真っ直ぐに」「前に出ろ」「審判が停めるまで絶対に攻撃をやめるな」
という、荒削りのものでした。

そして、今、知名度も上がり、各地に愛好者も増えましたが、
道場で主にやっているのは、心と身体を鍛えるスポーツとしての日本拳法・・・・・
技も多彩になってくると、どうしても技に走るようになり、試合では、
いかに早く、きれいに、楽に決めようかという気持ちになってきます。

今大会で見せてもらった自衛隊の日本拳法は、当然のことなのですが、
相手を倒し、生き残るための格闘術としての日本拳法。

何といっても圧倒的な体力とスタミナを原動力とした組み討ち・連撃の応酬で、
相手にかける圧力、プレッシャーが半端なく、攻撃が止まらない、
小手先の技ではなく、相手を突き倒し、組み伏せ、確実に仕留める技。
体力だけでなく、精神的にも、確実に仕留めるまで手を抜かないし、
押さえられようがどうしようが最後まで諦めず、どんな体制からでも反撃を狙う、
総合格闘技、武道としての日本拳法本来の姿・・・・・

試合の結果は、体力的なものだけではなく、その違いがそのまま出たのだと思います。

今回、武道としての日本拳法本来の姿を目の当たりに見せてもらいました。
我々一般人として、これからどんな日本拳法を目指していくのか・・・・・
勝つために、また、原点に返ってやり直したいと思います。

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問合せ
メール  byakkokai@happiness-park-katano.com
TEL  副会長 西村まで 080-4142-2558

稽古場所
土曜日18時30分から  枚方市立長尾中学校
〒573-0161 大阪府枚方市長尾北町3-3-1

日曜日17時00分から  枚方市立招提小学校
〒573-1154 大阪府枚方市招提東町2-2-8
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