ASAです。
この前、某武術の演武を見る機会がありました。
対凶器・・・・・見事にさばいていきます。
しかし、達人は実戦でも刃物を簡単にさばけるのでしょうか・・・・・
日本拳法に限らず、若い頃に格闘技を始める動機というのは、
単純に、強くなって喧嘩に勝ちたいからとか
護身術にという人が多いのではないかと思います。
確かに、喧嘩では、素手ということを大前提とすると、
何らかの格闘技をやっている者が断然有利です。
しかし、武器を持たれるとどうでしょうか・・・・・
昔から、剣道三倍段で、剣道初段に対しては、素手の武道は参段以上でないと
相手にならないと言われてますが、そのことは、素人に武器を持たれても同じで、
それが竹製の武器ではなく本物の刃物であれば、その差は歴然で、問題外・・・・・
短いナイフでも同じです。
演武は、あくまでも突かれる部位や軌道がはっきりとわかっていて、
お互いが、その練習を何回も繰り返した結果、
もし、フェイントをかけられたり、軌道を変えられたりすれば、
本物の刃物を無傷でさばくのは無理・・・・・
実際、防具を着け、模擬ナイフを持った相手と稽古したことがありますが、
ナイフは、面、胴、グローブ等の防具に当たった場合だけを有効とする等
ルールを決めていても素手は圧倒的に不利で、
急所は何とかカバーできても、それ以外のところは突かれ放題・・・・・
本物の刃物であれば、近づくことすらできないと思います。
はっきり言って、どんな格闘技の達人でも、よっぽどでないかぎり
本気で刺そうと思っている刃物を持った者を相手に
無傷で勝つことは絶対に無理だと思いました。
もし、知らない人に絡まれたら・・・・・
いくら勝てると思っても絶対に挑発に乗らないこと。
もし、刃物を出されたら・・・・・
とにかく、近くにある物を何でもいいから持って盾とする。
後は、それを投げつけて、隙を見て全力ダッシュで逃げる。
これが最高の護身術・・・・・
自分は武道をやっているから大丈夫、
小さなナイフだからさばける等・・・決して思わないこと。
状況を冷静に判断し、感情をセーブできる精神力を養いましょう。
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稽古場所
土曜日18時30分から 枚方市立長尾中学校
〒573-0161 大阪府枚方市長尾北町3-3-1
日曜日17時00分から 枚方市立招提小学校
〒573-1154 大阪府枚方市招提東町2-2-8
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