突き蹴りの有効性

匿名ブロガーXです。

総合選手権の三年生の部で優勝した伊藤選手の試合を見返してみました。
特徴はサイズの大きさ、左右の突き蹴り、そして足の運びです。

特に注目したのは足の運びなのですが、伊藤選手は、いわゆる歩み足とスイッチを多用しています。

拳法の基本は送り足、踏み込み足です。
つまり、利き足を後ろにして、形を変えずに前後に動いたり一気に距離を詰めます。
大抵の選手はこの歩法のみです。

歩み足は歩くようにして、距離を詰めるのですが、当然、一歩進めば構えは逆になります。

伊藤選手は正確には歩み足と継ぎ足の中間のような動きです。
基本的に突き蹴りは左で蹴っています。

右構えから後ろ足を前に踏み込んで左足で突き蹴り、さらには右構えで左足で待ち蹴り。

基本はこのパターンに蹴りのフェイントを織り交ぜているのですが、これだけで、相手の選手は腰が引けてしまい突きが撃てない、または届かないといった状況が多々見られました。

拳法における突き蹴りの有効性が発揮した選手です。

昔、K1にセームシュルトという212cmの長身と前蹴りで相手を近づけさせない選手がいましたが、この試合で久々にセームシュルトを思い出してしまいました。

この先、突き蹴りをどう対処するかが、伊藤選手攻略の鍵でしょうが、各陣営が対策を立てた次の大会が楽しみです。

その前にうちの長男にも頑張ってほしいものです。

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