みんなにおいて行かれそうで焦っているASAです。
昇段試合、みんなすごいですね。
青年部、特におじさん拳士のみなさん、
防具稽古をしていても、やる度にやりにくくなり、
レベルが上がってきているのがわかっていましたが、
昇段試合の結果は、それが証明されたということ。
しかし、気をつけたいのが、黒帯を取った後・・・・・
黒帯になると、まあ言えば一人前ですので、
高段者もそれまで軽くやっていたのが、本気になってきます。
当然、今までたまに当たっていたパンチもさっぱり当たらなくなりますが、
それは、高段者が本気になっているということ・・・・・
強くなった証拠なのですが、
それに加え、目標の黒帯を取ってしまったからという燃え尽き症候群、
もうこれでいいと自分を納得させ、稽古をやめてしまうこと・・・・・
話は変わりますが、車が高速道路等で時速100kmで走るのに必要なパワー、
何馬力必要だと思いますか・・・・・
1トンから2トンある普通車の最高出力は平均155馬力、
高級車ともなれば300馬力オーバーですが、一度100km出してしまえば、
それを維持するには30数馬力ほどで十分とのこと。
慣性の法則からでしょうが、
スピードを0から時速100kmまで上げるためには、
短時間に上げようと思えば思うほどその何倍ものパワーがいるので、
200馬力、300馬力が必要となってくる。
何が言いたいかというと、せっかく稽古で、努力して付けた今の実力、
今が、自分の中で一番強い時、
前記の車の話でいえば、今が最高速度で走っている時で、
その力を維持するには、今までよりも少ない努力で維持できるという理屈、
もちろん、それまでの努力を続ければますます伸びますし、
右肩上がりになるかどうかは努力の量によります。
すでに女子拳法界で上位の実力を誇るO橋さんが、
卒業後、学生ほどの稽古量はないものの、
やめることなく、週1、2回の稽古に励み、
実力を維持し続けて挑んだ昇段試合、
また3人抜いても不思議ではないかなというところ・・・・・
ちなみに某六段、五段合格の時にはO橋さんと同じように考え、
六段受検も諦めていたので、
師範が檄を飛ばして受検を続けさせた結果、
今があるという話を聞いたことがあるのを思い出しました。
実力を上げていくのは多くの時間と努力が必要ですが、
実力が付いてしまえば、そうなるまでに使ったほどの時間と努力は必要ない、
ただ、そこで満足してやめてしまえば落ちるのはあっという間・・・・・
とにかく続けること、そして、その実力がある内にできるだけ挑戦すること。
やめるのはいつでもやめられますが、
やめてしまえばそれで終わりで、得るものは自己満足のみ、
それまでの努力と時間は単なる思い出になってしまいます。
私も週一ですが、毎週、続けてきたからこそ、今の仲間がいて、
今の気力、体力があるのだと思っています。
せっかく付いた実力、続けましょう。
まだまだ先はありますよ・・・・・
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問合せ
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TEL 副会長 西村まで 080-4142-2558
稽古場所
土曜日18時30分から 枚方市立長尾中学校
〒573-0161 大阪府枚方市長尾北町3-3-1
日曜日17時00分から 枚方市立招提小学校
〒573-1154 大阪府枚方市招提東町2-2-8
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