話す力

急に寒くなってきましたね。
まるで秋がなかったかのように感じました。
来週は私の研究授業があり、現在大変な毎日を送っております。
研究授業というのは一人の先生とそのクラスの児童のみを残して、他の児童は帰し、校内の全職員が授業を見に来るというものです。
この一日のために何ヶ月も前から準備しました。
研究テーマは国語の『話すこと』『聞くこと』でした。
私は5年生を受け持っているので、討論会を見てもらうことにしました。
討論にはグループディスカッション、パネルディスカッション、シンポジウム、ディベートと様々な形式があるのですが、児童の実態を考えてディベートを選択しました。
ディベートというのはある一つの議題に対して、肯定派と否定派に分かれて議論を戦わせ、どちらの議論が勝っていたか、その優劣を判定するゲームです。
説得力のある話し方を習得させようと研究してきましたが、なかなか難しいものです。
子どもたちに教えながらも自分自身が一番勉強になっている気がします。
説得力のある話し方とはアイデリバリーをしているか、声の大きさは適切か、話す速さは適切か、事実の後に理由を話しているか、体験や根拠に基づいて話しているか、相手の意見を踏まえて話しているかなど様々な要素があります。
そして、私が学んだ中で一番印象に残ったのが、話し言葉と書き言葉の違いについて。
書き言葉の場合、長い文を書いても、字は残るので読み手が認識しやすい。
しかし、話し言葉の場合、音として耳に入ってくる言葉は消えてしまいます。そのため、長々とした文章で話すと、聞き手に伝わりにくいのです。
ここで大切なのは、一文を30字程度にすること。
それが聞き手の頭で認識し易い文章量のようです。
拳法でも指導者として子どもたちに長々と説明したり、指導してしまうことが多々あります。
『指示はシンプルに!』ということに気をつけて、子どもたちの頭でも認識しやすい文章で語りかけていくことが大切ですね。
それが説得力のある話し方に繋がるのだと思いました。

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