副ヘッドコーチの山上です。
スポーツと怪我は切っても切れない関係にあります。
中でも選手同士の接触が多いスポーツは怪我が絶えないでしょう。
日本拳法は組技、打撃と怪我のリスクが特に多い競技とも言えます。
ただ、標題にも上げた通り自分の意識と準備次第で防げるものがあると思うのでそんな怪我の例とその対策方法を上げたいと思います。
①打撃による拳は脚の怪我
日本拳法は鉄の面を殴ります。グローブは付けますがそれだけでは拳の保護が足りないので皆様々なサポータを装着してます。拳サポ・バンテージ・ゲルガード・軍手。
初めは軍手だけで始める方も多いですが、突きの打ち方を覚えるにつれてパンチ力が上がると軍手だけでは衝撃を吸収しきれなくなります。初心者の方は拳が痛くなり始めたら早めにサポータの購入を検討したほうが良いと思います。
拳は痛めるとクセになります。
蹴り同様になるので蹴り技をする人は脚のサポータも忘れずに。
②組技による肩・膝・足首の怪我
難しいのはこっちの怪我ですね。
私は高校の時柔道をやっていたので受け身とか投げられ方などの練習を散々しました。
しかし日本拳法では受け身を練習する習慣があまりないので、投げる側も投げられる側も危険な体制でやっている事が多いですね。
今回は投げられる側の意識を説明します。
一言で言うと「無理な体制まで耐えるな」です。
日本拳法は柔道と違い、背中が地面に着けば一本ではないので気にせず背中から倒れた方がいいです。そしてそのあとの寝技で相手を返したり、相手に組み付いて「待て」にするのが得策かと思います。
投げ技をくらったとき「もうあかん」と思ったらすぐ寝技に移行する!
これをやってると無理に耐えて肩や膝を怪我するケースも少なくなります。
③準備運動不足による怪我
これは情けない話ですが社会人では一番気を付けないといけない怪我な気がします。
稽古前にしっかり体をほぐしてから稽古に入る。これにつきます。
練習前に行う体操で一番いいのは「マエケン体操」のような慣らし運転のような体操が良いみたいですね。首・肩・手首・股関節・足首を伸ばしすぎないように回したりすると良いようです。
せっかく稽古をしてても怪我一つですべてが台無しになるのでしっかり怪我対策をして稽古をしましょう。
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問合せ
メール byakkokai@happiness-park-katano.com
TEL 副会長 西村まで 080-4142-2558
稽古場所
土曜日18時30分から 枚方市立長尾中学校
〒573-0161 大阪府枚方市長尾北町3-3-1
日曜日17時00分から 枚方市立招提小学校
〒573-1154 大阪府枚方市招提東町2-2-8
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