白虎会海外合宿inマレーシア2019

 

1日目:関西国際空港からマレーシアへ出発!

白虎会では、5年に1度、海外合宿を実施しています。今回は、東南アジアのマレーシアへ。関西国際空港からクアラルンプール空港へ旅立ちました。フライトは約7時間の長旅です。松下ファミリー、沖くん、AJ、鈴木家、岩元親子等、大人も子どもも、初めての参加者も多く、どんな4日間の合宿になるのか、非常に楽しみです。

真冬の日本から、到着したマレーシアは真夏…。しかも蒸し暑く日本の梅雨のような感じでした。空港を出て一路ホテルのあるクアラルンプールへ。クアラルンプールへ近くにつれ巨大な高層ビル群が現れました。建設中のビルも数多く、街も活気にあふれています。ホテルへ着く頃にはクアラルンプールはもう夜の気配が。長旅で疲れてはいますが、子どもたちは元気。ホテルで休憩したあと、白虎会みんなで夕食に向かいました。夕食はマレー料理です。円卓を囲んで、ワイワイ談笑しながら料理をいただきました。夕食後は、屋台街「シャランアロー」を散策。ここはアジア系やインド系、さらには西欧人など様々な人たちでごった返しています。南国だけに様々なフルーツが屋台売られていました。ドリアンは匂いがきつかったですね。

 

 

2日目:クアラルンプール市内の観光へ

初日の疲れもなんのその。ホテルで朝食を終えたあと、クアラルンプールの市内観光へと出かけました。金色のドーム型屋根を持つ「王宮」「国家記念碑」ステンドグラス「国立モスク」民芸品雑貨などが揃う「セントラルマーケット」などを見学しました。そして、高さ452mを誇る「ペトロナス・ツインタワー」へ。エレベーターで展望台へ登ると、そこにはクアラルンプールが一望できる絶景が私たちを迎えてくれました。昼食は飲茶を堪能しました。ここの小籠包は大変美味しかったですね。

 

 

現地交流会:孤児院にて日本拳法を披露

飲茶でお腹を満たした後、一同は現地交流会のために、バスに乗り孤児院を訪問しました。孤児院を訪問すると多くの子どもたちが私たちを歓迎してくれました。孤児院の方の挨拶や、山本師範の挨拶、そして孤児院の子どもたちが歓迎のダンスをしてくれました。白虎会は、子どもや大人が二人一組になり日本拳法の試合を披露しました。日本拳法を初めて見る子どもたちは、その迫力に驚いていましたが、子どもたちの歓声が一番大きかったのが、酒辺副会長と西村副会長の巨漢対決でした。酒辺副会長は、相手の選手の足を取り体ごと持ち上げる技を得意としていますが、体重100kgを超える西村副会長を持ち上げた時は、孤児院の子どもたちは「オーッ!」と歓声をあげ。目を丸くして驚いていました。その後、日本から持参したプレゼントを孤児院の子どもたちに贈り、折り紙やけん玉などを使って孤児院の子どもたちと一緒になって遊びました。白虎会の子どもたちが慣れない英語を使って、なんとかコミュニケーションをはかろうとしていたのは見ていて微笑ましかったですね。そんなこんなで、最後は孤児院の子どもたちの笑顔で見送られてホテルへと帰路につきました。帰りのバスでは、子どもたちが感想を述べ、話を聞いているといろいろな学びがあったようです。孤児院の先生方、子どもたち、ありがとうございました!

 

 

3日目:世界遺産の街「マラッカ」へ

3日目は、マラッカへ向かいました。バスで約2時間の移動です。ここでは、フランシスコザビエルゆかりの「セントポール寺院」やマレーシア最古の寺院「青雲亭」、東西貿易の要の地を守備した「サンチャゴ砦」を訪問。独自の装飾が美しい「ババニュニャヘリテージ」、マラッカのメインストリート「ジョンかーストリート」の散策や「リバークルーズ」を楽しみました。

特に思い出に残るのは、派手派手に装飾された三輪車に乗って街を観光したことです。おじさん同士が同乗した姿はちょっとした見世物でした。山本師範と水木会長のツーショットも見ものでした。マレーシアは、中国やイスラムなど様々な異文化が融合する国です。そうした異文化に触れることも海外合宿ならではの醍醐味です。マラッカでは、そんな貴重な体験をした1日でした。

 

 

最終日:ありがとうマレーシア

楽しかった合宿もあっと言う間に最終日です。夕方にはマレーシアを出発するので、あまり時間はありませんが、まずは「バトゥー洞窟」の探検です。と言っても、インドヒンズー教の聖地で整備された洞窟です。しかし、山の斜面に無理やり造られた272段の階段を登らなくてはなりません。子どもたちは元気よく登っていきますが、おじさんたちは息を切らしながら登りました。洞窟と言っても天井までは数十メートルもあり、とても神秘的な空間でした。昼食はインド料理を食し、その後帰り支度をホテルにて。あとは飛行機で日本に帰るのみです。帰りも6時間30分の長旅でしたが、さすがに疲れていて、飛行機では大人も子どももほとんどが夢の中でした。

 

 

マレーシアの海外合宿は無事終了

 

海外合宿では、家族のもとを離れ一人で参加する子どもたちも数多くいます。家族以外の大人二人との同部屋で、家ではお母さんに甘えてわがままを言っている子も、海外合宿ではそうはいきません。着替えや次の日の準備、おこづかいの管理など、何もかも自分でしなくてはなりません。また、海外の様々な文化に触れたり、孤児院を訪問し現地の子どもたちと触れ合ったり、日常ではなかなか経験できないようなことを通じて様々な学びを得ることができます。海外合宿前は、ちょっと頼りない子どもも、様々な経験を通じて、合宿を終える頃には実に頼もしく成長していることを肌で感じます。そういう意味でも、この海外合宿は大変意義のあるものだと思っています。

さて、白虎会の海外合宿も、おかげさまで今回で5回目となりました。5年に1度なので、25周年を迎えることになります。6回目の海外合宿に向けてこれからも頑張りたいと思います。                                  最後に今回の合宿をお世話していただいた、トラベルボックスさんには感謝の一言です。糊井社長ありがとうございました。


日本拳法白虎会 会長
水木智司

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