気迫について

ありがとうございます。 藤田有康です。

今日は 日本シリーズから感じた『 気迫 』 について話します。

11月3日、東北楽天が、球団創設9年目、巨人との日本シリーズを4勝3敗で制し、初の日本一になりました。
東北大震災から3季目のシーズンです。
震災直後の復興支援試合で捕手の嶋選手が、『 見せましょう、野球の底力を 』と話したのが思い出されます。

今回の日本シリーズでは、野球って凄いドラマだなぁー・・・と再確認させられました。
野球は筋書きのないドラマだと、よく言われます。
前日(第6戦)に160球を投げて敗戦を喫したエースの田中投手が胴上げ投手になると、誰が思ったでしょうか?

今季24連勝無敗の大記録をなしとげた田中投手が、第6戦で打ち込まれ、今年初めて負けてしまいます。
パンパンに張った肩をものともせず、マウンドに上がり、前日決勝打を許した高橋選手を迎え、渾身の速球で三振を奪った時は、もの凄い『 気迫 』を感じました。

田中投手の将来を考えれば、あり得ない采配であり、野球の本場・メジャーから見れば、『 クレイジー 』な登板です。
でも、試合後の星野監督のインタビューで、それが田中投手の『 志願 』であったことが明らかになった時は、ビックリしました。
田中投手の『 気迫 』を感じます。

日本拳法(武道)も同じで、技の上手い下手でなく、『 気迫 』によって試合を左右することが多くあります。
確かに、技が上手い人は、相手からの力を直接避け、こちらの力を有効に入れる方法をもっています。
しかし、形にばかり囚われていては、結局肝心な部分が欠如してしまいます。
逆に下手でも、鬼気迫るものを感じさせる人は、試合に勝つことが多いですし、試合に負けても、その人を成長させていきます。

『 気迫 』・・・というのは、体中にエネルギーがみなぎっている状態です。
その力を信じて、白虎会の練習では、体中のエネルギーをみなぎらせている『 気迫 』を意識して、自分自身を成長させていきましょう。

ありがとうございます。 合掌

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