目の付け所

目から鱗のASAです。

リオオリンピック、とうとうおわってしまいましたね。
本当に面白かったです。
全階級メダル獲得の柔道や金メダル続出の女子レスリング、
大逆転の男子体操、中国にあと一歩と迫った卓球・・・・・
どれも目が離せず、大きな感動を与えてくれましたが、
その中でも私が特に感動したのが、男子400mリレーでした。

日本人としては、それぞれが9秒台を狙える最高のメンバーでしたが、
まだ実際には9秒台が出ていないこの4人のメンバーで勝つために、
新たに工夫し、練習してきたアンダーパスというバトン渡しの技術、
一般的に、距離が稼げるオーバーパスから距離は稼げないが、
失敗の少ないアンダーパスを磨き、練習を重ねる。
100mといえば、1/100秒で大きく差が開き、
ほとんど体力差だけで勝負の付く世界、
これまで、瞬発力とバネ勝負の陸上短距離で、私自身、
日本最高のメンバーといえどもここまでやるとは考えたこともありませんでした。

しかし、隙間とも言えるバトンパスを磨き、4人でリレーすることにより、
準決勝は、王者ジャマイカを破る決勝進出、(ユーチューブで見てください。)

決勝は、何と37秒60のアジア新記録でジャマイカに次ぐ2位・・・・・
単純計算では、1人当たり9秒4・・・・・
バトン技術でそれほどの差が出るものとは思っても見ませんでした。

テレビを見ると、トラックの内円差と外円差があるので、
最後の直線まで順位がわからず、
アンカーのケンブリッジ飛鳥選手が、直線でバトンを受け取り、
ウサインボルトほぼ並んでスタートしたときには本当に鳥肌が立ちました。

日本が磨いたのが、改良型アンダーパス、
誰にでもできるのかと思っていましたが、
聞くと、手先の器用な日本人ならではの技術で、外国からの評価も高く、
だれでも練習さえすれば簡単にまねのできる技術ではないとのこと。
ウサインボルトをして、日本の勝利はチームワークの勝利と言わしめました。

私にとって、もう改良の余地もなく、どうしようもないと思われていた競技、
体格差、体力差を諦めずに技術で埋めていく日本、
諦めない心、シャープな目の付け所・・・・・とても誇りに思います。

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