立合

先々週の土曜日の本取り稽古で、N田さんに瞬殺されたASAです。

この日のN田さん、絶好調でしたね。
立合がとても良かったと思います。
試合で最も大切なのは立合・・・・・
学生時代はコーチや先輩から耳にたこができるほど聞かされました。

どんな人でも試合前は、相手はどんなやつか、どんな技を持っているのか等
いろいろと考えてしまいます。
そこでとりあえず、様子を見るために防御を固め、軽いジャブから入るのが定石。

しかし、相手に構えられてしまえばなかなか崩せません。
そこで、試合中、最も相手が油断している時はと考えてみるとこの立合、
試合という緊張もあり、身体も温まっておらず、心身共に動きが悪い、
条件は同じですが、先に攻めれば最も技が決まりやすい瞬間です。
これは、初心者であろうが高段者であろうが同じ・・・・・

これなど、全日本選手権の決勝ですが、立合勝負の極めつけだと思います。
相手がしっかりと構え、エンジンがかかる前に一気に攻める、
わかってはいますが、なかなかできません。

回り稽古だと、時間が決まっているので、
どうしても時間によって体力の配分を考えてしまい、
最初から全力を出すことはありません。
回り稽古は、上級者に自分の技をいろいろ試し、繰り返して身体に覚え込ませる下級者のための稽古

相手が自分よりも上級者なので、無茶な技での怪我の心配も少なくなりますが、
どうしても上級者が受ける図式になるので、上級者は受ける癖がついてしまいます。

白虎会では最後に必ず1本勝負の本取り稽古をします。
参加者みんなで小さな円を作り、その中での1本勝負、
後1本取れば勝ちで「あとしばらく」がかかった残り30秒を想定した稽古なので、
相手を見ている暇はなく、とにかく立合から前へ前へが目的、
相手の攻撃は、相打ちか回り込んで交わし、すぐに反撃・・・・・

見ている方も本能的に試合場を広く取ろうと大きく開けてしまいますが、
目的を考えると、これはせますぎるやろと思うほど狭めるべきもの・・・・・

絶えず攻めなければならないので、気分的にも体力的にもきついですが、
最も試合に近く、試合に役立つ稽古、
稽古の目的をよく考え、漫然とすることのないようにすることが大切だと思います。

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問合せ
メール  byakkokai@happiness-park-katano.com
TEL  副会長 西村まで 080-4142-2558

稽古場所
土曜日18時30分から  枚方市立長尾中学校
〒573-0161 大阪府枚方市長尾北町3-3-1

日曜日17時00分から  枚方市立招提小学校
〒573-1154 大阪府枚方市招提東町2-2-8
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