試合稽古

やっと稽古に行けたASAです。

今は、社会人団体戦を控えているということで、
強化稽古を行っていますが、
ただ、時間を伸ばした稽古というわけではありません。
ほとんどが社会人なので、できる時間は限られています。
ということで、先日の土曜日は、基本の後すぐに
本体会通りの3本勝負2本先取の試合中心の稽古をしました。

普段の防具稽古は、まず「回り稽古」からですが、
この「回り稽古」というのは、上級者と下級者に分かれ、
上級者対下級者の構図で、目的は下級者の指導、
下級者同士で無茶な攻撃をして怪我をしたり、
ただ当たればいいという
我流の技にならないようにということと、
上級者の技を実際に受けて、
その技をわかってもらうためでもあります。
上級者は、ただ漫然と下級者の技を受けるのではなく、
下級者に怪我や恐怖心を与えないよう加減しながら反撃し、
自分の苦手な技や受け技を研究しつつ、
基本に沿ったしっかりした技を身につけること・・・・

上級者は、この「回り稽古」を何も考えずにやっていると、
下級者の技を受けるのに慣れてしまい、
知らず知らずの内に自分から攻撃をしなくなり、
たまに試合をすると前に出る稽古をしていないので、
それまで上級者相手に必死に打ち込み、
出ていたはずの足が出ず、手打ちになってしまう。

回り稽古中心の大学のクラブで一番伸びるのは
3回生位までで、4回生になって延びなくなるのは、
上級生ほど楽な回り稽古中心になるから・・・・・

白虎会では、それを防ぐために
回り稽古の後には、同じくらいの時間をかけ、
試合で「後しばらく」がかかった後を想定した
1本勝負で勝ち残りの「本取り」
または同じ1本勝負ですが、
自分のやりたい相手とだけやる
「対試合」の稽古をしています。

「攻撃は最大の防御なり」といいますが、
やはり上級者になっても受けが上手い者よりも
積極的に前に出て攻撃のできる者が強くなる・・・・・

防具稽古には、「この回り稽古」の他、
「掛かり稽古」や「元立ち」、1本勝負で勝残りの「本取り」、
1本勝負の「対試合」、2本先取の「本試合」と
いろいろな稽古方法がありますが、
それぞれ、鍛える目的が違い、
身体の使い方や気持ちの持ち方が違います。
それを理解し、意識してやること・・・・・

仕事をしながらの限られた時間で強くなるためには、
大切なことだと思います。

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問合せ
メール  byakkokai@happiness-park-katano.com
TEL  副会長 西村まで 080-4142-2558

稽古場所
土曜日18時30分から  枚方市立長尾中学校
〒573-0161 大阪府枚方市長尾北町3-3-1

日曜日17時00分から  枚方市立招提小学校
〒573-1154 大阪府枚方市招提東町2-2-8
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