相撲の歴史・作法。

毎年恒例の講演会を、今回は、元小結 岩木山の関ノ戸親方をお招きし、開催しました。
関ノ戸親方は、まず、相撲の歴史や作法のお話をしてくださいました。

日本拳法は、相撲から発生した武道で、その歴史は古く、あの織田信長も、城に力士を招き相撲を見物していたそうです。

相撲はまた、日本古来の奉納相撲を起源としおり武道であり神事とされています。
そのことから、普段私達がテレビで見る、土俵入りから土俵上の作法も、神前での作法が源流とされているそうです。

小結岩木山、思い出に残る大一番。

関ノ戸親方は、現役時代、岩木山の四股名で活躍され、思い出の一番は、あの横綱朝青龍関との取り組みで、そして、その日の朝に起きた瞬間、なぜか「勝った」と思ったそうです。

勝利インタビューも事前に考えていたそうで、実際に対戦した時も、相手の動きがよく見え、現役時代唯一の金星をあげたそうです。

講演が終わってからの質疑応答では、きわどい質問にも丁寧に優しく答えて下さいました。

親方にとって、こうした講演会は初めての経験とのことしたが、時には笑いを取りながら、時には講演会でしか話せないようなことも講演いただいて、時間があっと言う間に過ぎました。
関ノ戸親方、本当にありがとうございました。