第５回の未来を託す期待の選手たちは、初めて小学生の低学年から選びました。杉山航大選手になりますが、今年の全日本総合選手権で、小学１年男子の部で準優勝になりました。

そうですね。杉山航大のお母さんは、絢美コーチで、彼女も小学生の頃入門してきて、親子二代教え子になるので、年を取ったなとつくづく感じるんです。航大の活躍もさる事ながら、親子二代も白虎会の歴史を感じますね。航大のお母さんは最初弟と見学に来て、拳法はするつもりではなかったんですね。それがやるうちにはまってしまって、本人も総合選手権で準優勝した事があるんで、まさに二代続いて優勝が悲願になってしまいました。

幼稚園から拳法を始めて、どこが良いんですか。

第３回の沖も現役の京大生ですが、親に勉強しろとか言われた事がありません。絢美コーチも、まず考えさせる事に重きを置いています。考える事は大切だと常々言っていますが、人は中々変わりません。変わる時は、自分が困る時に変わるから、総合選手権で負けて、次は優勝したいから、更に自発的に稽古に励んでいる。優勝しないと困るんですね。そう！自分が勝ちたいと小学１年生がモチベーションを上げる訳だから、必ず強くなりますよ。今の中学生が力をつけてきているので、航大をを中心とした１０年後のチーム作りがやりやすいのではないでしょうか。

優勝しないと困るんですね。

そう！自分が勝ちたいと小学１年生がモチベーションを上げる訳だから、必ず強くなりますよ。今の中学生達が力をつけてきているので、航大を中心とした１０年後のチーム作りが、やりやすいのではないでしょうか。

なるほど。ありがとうございました。次回は鈴木翔也選手を取り上げます。