事務局長の北村です。
ちょっと前置きになりますが、お付き合い下さい。大河ドラマの「鎌倉殿の13人」が現在、NHKで放送されています。脚本が三谷幸喜氏ということで、かなりコメディータッチに描かれていますが、これはこれで面白く見ています。鎌倉時代の創世記の話で、本来なら主人公は源頼朝ですが、あえて北条義時にスポットライトをあてたことに、この時代のわかりにく権力争いが今後紐解かれていくと思います。
さて、この先、源頼朝亡き後、北条氏などの御家人たちが、覇権をめぐって抗争を繰り広げる訳ですが、その中に「畠山重忠」という人物がいるのはご存知でしょうか。彼はこの権力争いに敗れて滅んでしまいます。それもありもしない謀反の罪で。彼は、罠にかけられて、わずか130騎の手勢を率いて鎌倉に向かうところを数万騎の兵に囲まれて敗死します。この時、彼が助かる唯一の方法は脱げることでしたが、それをしてしまえば謀反を認めることになると思い、あえて負けるとわかっている戦いを挑みました。
このことで、彼は武士の鑑として後世に名を残します。「敗者の美学」というものがありますが、私はこの言葉をこと中世の日本においては尊ぶ気になれません。なぜなら、彼自身は確かに名を残すことができましたが、彼に従ったその他129騎は無名の武士で終わり、その家族もまた悲惨な運命をたどることになるからです。
しかしながら、尊ぶ気にはなれなくても、ここから多くの学ぶことはできます。まず考えてもみて下さい。130騎 vs 数万騎の戦いで、残りの129騎は大将のために命を投げ打って敵に挑んでいくんですよ。いくら主従関係にあってもそんなことできます?特に戦国時代以前は、主君に実力がなければ平気で裏切る時代です。よほどの堅い絆がなければ、そんなことはできる訳がありません。
私たちが生きる現代で命を投げ打つということは、特にこの日本ではほとんどありません。私がこのことで学んだことは、自分が窮地に陥った時に、火中の栗を一緒に拾ってくれる仲間が、家族以外でどれだけいるかどうかと言うことです。それも利害関係が一切ない状況でです。何度も何度も何度も言いますが、今までで、一緒に火中の栗を拾ってくれた仲間には、私は喜んで残りの129騎 の1人になろうと思っています。
前置きにしては長すぎましたね・・・自分でも何が言いたいのかよくわからなくなってきましたが、好きなように受け取って下さい。私の場合は、たぶん10騎の仲間がいるくらいですが・・・(と思いたい)。水木会長は何騎の仲間いますか?
まだまだ続く・・・・・
でも、生き様はかっこいい!畠山重忠(中川大志)
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