白虎会会議

ASAです。

昨日、練習後の午後10時頃から平成25年第1回目の白虎会会議が開催されました。
普通、道場の会議といえば、飲み会がてらに高段者等が集まり、練習方法や指導方針を話すといった感じじゃないかと思いますが、
白虎会は、練習後に会議を開催する際は、一切アルコール抜きの食事会形式で行います。

白虎会は、今年は100人会員を目指し、もっと大きくなろうとしていますが、
人間、一つの組織や会社、団体に染まってしまうとその中だけの常識にとらわれてしまいがちになります。
拳法であれば、強ければいい、勝てればそれが正しい等、その組織の中では常識と思われていても、
外から見るとおかしいと思われること・・・・・「拳法道場内での常識は、一般社会での非常識」といったことです。
今、某高校のスポーツクラブや女子柔道の体罰問題等で、いろいろな問題が出ていますが、これ等もそういった弊害の一つでしょう。
恐ろしいことに、内側からだけの視点でものを見ていると、そのことにはなかなか気づくことはできません。

幸いにも白虎会は、師範の人脈でいろいろな職業、立場の人が集まっていますので、その中から師範が会議のメンバーを選出しています。
まず、会を引っ張っていく立場の「五大老」と名付けられたメンバー。
これは、創設期のメンバーを中心とした拳法歴も長い高段者で、白虎会ではプレイングマネージャーとして拳法を指導していく立場の人、
そして、「五奉行」と名付けられたメンバー。
これは、同じプレーヤーですが、段位や拳法歴とは関係のない各組織のリーダーや有識者等人生の大先輩といったメンバーです。

会議は、師範以下、このメンバーの出席で行われます。
面白いのは、道場では、文句なく強く練習を仕切っている「五大老」メンバーですが、
会議となると師範以下、諮問機関である「五奉行」の厳しい意見にたじたじとなります。
一般企業でいえば、業務監察といったところ・・・・・

こういったいろいろな意見のぶつけ合い、話し合いを積み重ねることで、前例踏襲や独断と偏見に陥ることなく、
社会人としてバランスのとれた会員を育てていくことができるのだと思います。

会議が終わったのは午前0時過ぎ・・・・・
会議メンバーの皆様、夜遅く、深夜までご苦労様でした。

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問合せ
メール  byakkokai@happiness-park-katano.com
TEL  副会長 西村まで 080-4142-2558

稽古場所
土曜日18時30分から  枚方市立長尾中学校
〒573-0161 大阪府枚方市長尾北町3-3-1

日曜日17時00分から  枚方市立招提小学校
〒573-1154 大阪府枚方市招提東町2-2-8
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長尾と招提

ASAです。

先日、久しぶりに招提の稽古に行き、会長指導の下、長尾での稽古と違った汗をかくことができました。
同じ白虎会でも、招提の稽古は長尾での稽古と違い、こぢんまりとした人数・・・・・
時間も長尾よりも短めですが、長尾と違った特徴があります。

長尾での稽古は、上級者も多く、稽古時間も長い、その分、補強運動やサーキットをみっちり・・・・・
基礎体力を強化した後、ほとんどの場合は、即、防具稽古に突入します。
初心者には、最初に手の空いている上級者が、合間を見て、突き方、蹴り方を一通り教えますが、
後は、防具を付けてもらって自由に打ち合ってもらっているという感じで、メニューは上級者とほとんど同じ。

長尾は、上級者どうしがライバルなので、それぞれが自分の力を出し切るのに重点を置いています。
みんな自分が中心で、メインの防具練習ともなれば、自分の練習をするのに一所懸命、
いつの間にか自分なりの打突、形を作り、実戦の中で上達していくという感じです。
それはそれで、いい意味で、白虎会が独特のガラパゴス的進化をしてきた理由なのかなとも思いますが・・・・

招提の場合はというと、今のところ人数が少ない分、上級者も余裕がありますので、
じっくりと下級者を見ることができますし、上級者も教えることを通じて自分自身の拳法を見直すことができます。
強くなる早道は、自分の体格、タイプによく似た上級者を見つけ、その技を教えてもらい、まねをすること。
白虎会には、クラッシックやワルツ、ポップスや歌舞伎、はたまた童謡等々、いろいろなタイプが揃っているので、
選り取り見取り・・・・・わからないところを聞き、コツを教えてもらって真似るのが上達の早道だと思います。

上級者は、全力で打ち合うのではなく、自分の拳法を考え、リズムを整え、復習する時間・・・・・
下級者は、基本やわからないことを上級者からしっかりと教えてもらい、基礎を作る時間・・・・・、

長尾と招提、両方に参加することによって、それぞれ拳法のバランスがとれていくんじゃないかなと思います。

基本の見直しや上級者のアドバイスには「目から鱗」ということが必ずあります。
そういった使い分け、目的を持った練習をするということが大事だと思います。

もっともっと、拳法を楽しみましょう。

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道場で強くなること

ASAです。

日本拳法は、関西大学が発祥の地とされ、戦後、各大学を中心に広まりました。
昭和50年代は、ほとんどが大学に入ってから始める人ばかりで、大学生がやるスポーツという感じでした。

一般的にもほとんど知られておらず、卒業当時、「大学で日本拳法をやっていた。」と言えば、
お約束のように、「日本憲法?、ああ、法学部だったんですね。」という答えが返ってくる程度・・・・・

当然、町道場も非常に少なく、拳法の道場といえば少林寺拳法、
現在のようにインターネットで一発検索ということもできなかったので、
日本拳法の道場を捜すのに苦労した覚えがあります。

道場の稽古で、学生と違うのは、その稽古量・・・・・
本当に道場の週1程度の稽古で、強くなれるのか、と思われるかもしれませんが、
道場だけでも、続けている人はびっくりするほど強くなります。

道場は、やりたいと思った人が、せっかくの休みや仕事の合間に、お金を払い、
犠牲を払って通ってくる、いやになれば来なくなるだけ・・・・
やる気と意気込みが違うので、上達も早いのだと思います。
「好きこそものの上手なれ」ということでしょう。

必要なのは、優秀なリーダーと多くの指導者、稽古に参加する人数、
そして、本人が、目的をもって楽しく続けること・・・・・

指導する側からすると、この目的を持って、楽しく続けさせるというのがとても大変なのですが、
数ある道場の中でも、それを普通に実践している白虎会・・・・・師範と会長には脱帽です。

どの要素が欠けてもダメだと思いますが、学生時代に4年間、集中的にやってやめてしまうよりも
目的にあった道場で、地道に長く続ける方が絶対に強くなるし、健康にもいい、
少ない稽古時間でも学生の稽古時間に負けない結果が出ると確信しています。

白虎会に来る人は、強くなりたい、運動不足解消、健康管理とそれぞれに目標があると思います。
大きく構える必要はありませんが、稽古でかいた汗は嘘をつきません。
これからもみんなで一緒に、大いに汗をかいていきましょう。

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脱力

ASAです。

白虎会では毎回、稽古前に念入りにストレッチをします。
その中に、白虎会開設当時からある白虎会名物の「又割り」というのがあります。
これは、二人が組んでやるやるストレッチの一種ですが、
一人が座って両足の裏を合わせ、その両踵を股間に引きつけた状態で仰向けに寝て、
同じ位の体重の者がその開いた両膝の上に乗るというもの。
又の筋肉が、乗る者の体重で強烈に伸ばされ、
初めて乗られる身体が硬い者は必ず悲鳴を上げます。
たいていの子供は、初めて上に乗られると泣き出しますが、
しばらくすると慣れてきて我慢できるようになってきます。

大人でも身体をのけぞらせ、悲鳴を上げるこの「又割り」、
身体の柔らかさでは自信のある私でもその日の調子により
我慢できないときもありますが、耐えるコツは、「脱力」・・・・・

私は、社会人になったとき、左肩の脱臼を放置したせいで関節が緩み、
パンチを出した拍子に簡単に肩が抜ける亜脱臼に悩まされた時期がありました。

亜脱臼すると筋肉が急激に緊張し、激痛となって動けなくなります。
普通は、整骨の先生に引っ張ってもらうか、病院に行かないと元には戻りませんが、
あえて深呼吸をしながら力を抜き、気持ちを肩からそらせると肩の筋肉が緩み、
痛みが和らぐ、すると余裕ができ、一人ででも右手で左肩を伸ばし、
自分で関節を入れることができるようになりました。

その時に、会得したのが「脱力」で、痛いときは、力を抜くこと、
力を入れても抜いても痛いときは痛い、それなら力を抜いた方が楽だし、体力も温存できます。

これは、怪我をしたときや治療を受けるとき、ストレッチをするときにも応用できます。
反発して力を入れるとますますその部分に神経が集中し、緊張して余計に痛くなる。
痛いと思えばどんどんと痛くなる。
だから、我慢できないときは、痛いところではなく別のところを緊張させて誤魔化す。
そして、痛いところは「脱力」・・・・・自己の防衛本能をいかに誤魔化し、限界を伸ばしていくか、

ストレッチをさせる方も限界の見極めが大事ですが、
長く拳法を続けるには、痛みと友達になること。
気持ちの持ち方、痛みのごまかし方・・・・・うまく使うことが大切だと思います。

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いよいよスタート!

ASAです。

一昨日、今年初めての稽古が行われました。
いつもは、集まりが悪くスロースタートの白虎会ですが、
稽古開始の6時半前、体育館に入ると大勢の子供らが元気に走り回っていました。

3週間振りの稽古で寒いこともあり、準備体操の後に、全員でジョギング、少し身体を温めてから
念入りにストレッチをした後、再び大人と子供でチームを組んでのリレー・・・・・
お父さんと3人のお子さんが見学に来られていましたが、そのお子さん達も一緒に初稽古に参加してくれました。
まず、なまった身体をじっくりと動かすことを重点としたのですが、
正月連休をはさんでの久しぶりの稽古なので、副会長をはじめ、みんな身体が重そうでした。

うれしかったのは、怪我で休んでいた子や去年ほとんど出てこず、心配していた子が
久しぶり稽古に顔を出してくれたこと。
今年高校を卒業とのことで、おぼこい顔をしていたのが、
いつの間にか髭面のがてん系の兄ちゃんに変わっていたのにびっくりしました。

防具練習は、いつもよりも人数が多いので、ぶつからないように体育館を目一杯使っての稽古、
正月早々、ほんといい稽古ができました。

一緒に稽古をしてくれた見学者のお子さん達も物怖じしない、ハキハキとした元気な子供達で、
帰りしなに「またきます。」と言って喜んでくれてましたし、稽古の帰りに、膝の故障で休会中の
道場生がバイトしているコンビニに寄ったところ、
彼もまた近々、黒帯をとるために復帰したいと表明してくれました。

非常に幸先のいい、うれしいスタートで、今年を占う初稽古

今年もいい年になりそうです。

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共通認識

ASAです。

年末、みんなに伊勢神宮のお礼参りに連れて行ってもらいました。ありがとうございました。
特に大雨の中、行き帰りの車3台を運転してくれたM会長、S辺副会長、T家君、
大変お疲れ様でした。
おかげで、道中、ぐっすりと・・・・いや、のんびりと景色を楽しむことができました。

これまで、年末年始の忙しい時期に1日掛かりで神社に行くなどナンセンスだと思っていましたし、
考えたこともなかったのですが、去年、初めて参加し、とてもいいものだとわかり、
今年も参加させていただきました。

せっかく大雨の中、参拝したのだからとご祈祷も受けさせていただきました。
一緒にご祈祷を受けたのは、メンバー11人と他の一般の会社の人4人で、お祓いと祝詞、雅楽と舞で、
約30分ほど・・・・雅楽も巫女さんの舞も馴染みがなく、普段、滅多に見ることのできないものですが、
テレビ等で見るのと違い、広い神楽殿で厳粛な空気の中、正座をしながら実際に目の前で見ると、
すがすがしい気分で心が洗われ、なかなかの感動ものでした。

ただ、久しぶりの正座、昔なら十分耐えられたのですが、最近、歳とともに足首が硬くなってきたのか、
すぐに痛くなってきて痺れてきました。
何か気を紛らすものはないかと思っていると、目の前に座っていた某六段、同じように足が痛むのか、
下を向いてもぞもぞしていましたが、しばらくすると「ピョ~~」という甲高い雅楽の笛の音にすぐさま反応し、
「パッ」と前を向いたかと思うと舞台の左そでから舞いながら出てきた巫女さんに目が行き「サッ」と左を向く。
また、某六段の右隣には、別団体の一般のおばちゃんが座っていたのですが、そのおばちゃん、巫女さん等の動きに
すぐにありがたやと一人頭を下げて平伏するので、そちらも気になるらしく、返す刀でそのおばちゃんを見る。
また舞台の「ピョ~~」で前を向き、巫女さん、おばちゃん・・その繰り返し・・

厳粛な舞台と連動したこの「前」「左」「右」の大きな顔振り運動、某六段の天真爛漫で、
興味津々の子供のような動きが大変おもしろく、足の痛みも忘れ、30分持ちこたえることができました。

日本人は、目標を誰にも言わず、神だけに誓って実行する「不言実行」を美徳としてきましたが、
今、よしとされているのは、みんなにやるぞと公言してから実行する「有言実行」です。
各々、神前で決意表明しながら、みんなでその決意を共有し、実行していく。
一人で参拝するのもいいですが、年に一度、同じ目的を持つみんなが一緒に参拝し、共通認識を持つ、
そして、一緒に来年を誓い合う方がもっといいことだなと実感いたしました。

今年もみんなでお礼参りができるようがんばりたいと思います。

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白虎会大会の楽しみ方

ASAです。

今更ですが、白虎会大会、ありがとうございました。
今や各拳法大会の中で1年を締めくくる大きな大会となりましたが、
実は、この白虎会大会、もっともっと楽しんでいただける方法があります。

この白虎会大会は、何ヶ月も前から会議を重ねて準備をします。
会議はまず、前大会での反省から始まり、次回大会でのアイディア等を出していきます。
その後も何回か会議を開き、大会でのそれぞれの役割分担を決め、出場者が出そろうとマッチメイキング、
700名以上の選手達を学年ごと、段位ごとに試合を組んでいきます。
白虎会のメンバーが、それぞれパソコンを持って集まり、エクセルを使ってのリーグ戦、トーナメント表作り、
初めの方で同じ団体同士が当たらないようにとか選手の年齢等を考慮しながら決めていきますが、
基本的にはそれぞれに任されているので、「おまえ誰とやりたい」「この人とこの人、おもしろそうやな」等
ワイワイ言いながらマッチメイキングをしていきます。

試合前日は、試合会場の準備、せっかくの休みですが、少年部、青年部、ご父兄の方等にも集まっていただき、
シートやマットを敷いてのコート作りから受付、参加賞の箱詰めや袋詰めをしていきます。
参加者が、短時間に一気に集まってくるのでいかに早く、効率よくやっていくか、初めの段取りが大切・・・・・
舞台配置や全体のコーディネイトが終わったら、全員で、選手宣誓から入場、進行、閉会式までのリハーサルをします。
賞状、看板舞台まですべて手作り、ちなみに最後の勝者祝福のためのバズーカですが、
会長にこっそり聞いてみると、あの一瞬だけのために、1台、ん万円、それが4つで・・・・・
びっくりしましたが、あれだけの中から勝ち抜いたウィナーを讃えるセレモニー、
それだけの価値があるのかなと思います。

いよいよ当日、朝早くから白虎会全員が集まり、受付準備から最後の打ち合わせ、
試合が始まると少年部も青年部も自ら試合をしながらの裏方、
応援は、「次の仕事が待ってるからさっさと負けてこい。」という暖かい声援・・・・・
というのは冗談ですが、次の段取りを考えながらの試合、
大変そうですが、社会人大会や他の大会に出るのと違い、気楽に試合ができておおいに楽しめます。

大会が終わると後片付けです。
借りた体育館を元に戻すためにトイレから更衣室、観客席の隅々までを見てゴミが落ちていないか、
不具合はないか、全員でチェックし、管理人さんに挨拶をしてから引き上げます。

白虎会にとってこの大会は「学園祭」であり「お祭」です。
回を重ねる毎に大きく、楽しく、新しいものにする。これは、現師範、会長を初めとする白虎会員のポリシー、
もちろん、当日にコート係を担当してくださる各大学拳法部、審判団の皆さん、
御父兄の援助があってできることですが、大会に初めて参加していただいた方に、
「初めて来ましたが、こんなに大きな大会だとは思わなかった。」「楽しかった」というお褒めの言葉、
「やった」と思う至福の時です。

まあ、白虎会の中でも現役選手最年長のH田さんが、初めてこの大会に参加された時、
「白虎会大会っていうから、白虎会の人だけが出て試合をするこぢんまりした大会だと思ってたのでびっくりした。」
と言っていたことがあり、みんなで大笑いしたことがありましたが、
この大会に来られたことのない人は、今でもそう思っているのではないかと思います。

みんなそれぞれ仕事を持っていて、それぞれ得意分野がありますが、
仕事とは全く関係のないこの拳法大会の準備で、自分のできることを捜し、知らないことを手伝っていくことは、
この歳になっても、これはこういう風にするのか、こういうことができるのかと本当にいい社会勉強になります。

白虎会大会の楽しみ方、参加するだけでも楽しんでいただけると思いますが、
こういった裏方をしながらの大会、他では絶対に味わうことのできない楽しみ方です。

皆さんも一緒にこの大会の本当の楽しみ方を味わってみませんか。

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寸止め

ASAです。

この前、仕事でイベントをやることとなり、その中の目玉の一つとして、戦隊もののヒーローショーをやることになりました。
イベントには、市内の幼稚園児300人ほどが来てくれましたが、子供たちが一番喜んだのが、そのヒーローショー、
ヒーローといってもテレビに出てくる有名なものではなく、ボランティアがやってくれるローカルヒーローで、
着ぐるみもシナリオも全く手作りのものでしたが、そのアクションに子供たちは大いに盛り上がっていました。

私も学生時代、アルバイトでヒーローショーに出ていたことがあるので、懐かしく見ていました。
最初の頃はショッカーの戦闘員役、全身ピチピチの黒色タイツで、覆面をしていなければ
とても人前には出られない格好で、アクションの練習時に言われたのが、
「 空手やボクシング等をやっている人は、いろいろな構え方や形があると思いますが、すべて忘れてください、
当てるのではなく、大きく動いてください。」とのこと、まあ言えば時代劇の殺陣と同じ。

余談ですが、このアルバイト、慣れてくるとヒーローをやらせてもらえるのですが、一番きつかったのがウルトラマン、
冬はいいのですが、真夏ともなると、スーパーの屋上、炎天下、陽炎の立つ焼けたコンクリートの上のステージで、
ウェットスーツのゴムの着ぐるみに発泡スチロールで作ったウルトラマンの面をかぶり、皮のブーツにゴム手袋、
逃げ場のない滝のような汗がブーツの中から腰へと徐々に溜まっていくのがわかり、脱水症状でカラカラ・・・・・
ワンステージ30分が限界だったのを思い出しました。

それはさておき、殺陣と言えば、この前、時代劇の大物役者が、居合い切りの道場で、日本刀で実際に竹を切る
というのをやっていましたが、見せるための殺陣と真剣で実際に切るのとでは、構えから刀の振り方まで
全く違うとびっくりしていました。
寸止めの突きや蹴りは、力が突き抜けないようにするため、無意識に相手の手前に目標を置くので、
当てるためのものとは、踏み込みから腰の回転まで全く変わってきます。

少年部や初心者の構えを前から見ると、そのほとんどが、前足と後足が一直線上に重なった
極端な半身の綱渡りのような構え方で、これは逃げるために後ろには下がりやすいが、前に出にくく、
打つときには、正しい構えよりも余計に腰を回さなければならないのでパンチも伸びない、
止めやすいが、実際に当てるのは難しくなる構え方になってしまいます。

そして、パンチが突き抜けないように、当たる瞬間に後ろ足を軸足側にずらして、
無意識にパンチの勢いを殺してしまうこと・・・・・
面をつけず、寸止めをする少年部は、パンチがあたると痛いし、怖いので、
どうしてもそういう構えと打ち方になりがちで、それが癖になると防具を付けるようになっても
なかなかパンチが当たらず、当たっても弱いパンチとなってしまいます。

ルールによって、動き方も力の入れ方も全く変わってしまいますが、
癖が一度つくとなかなか抜けないもの・・・・・
白虎会には、組むための構え方、投げるための構え方、突くための構え方等々、
特徴のある構え方で、突出した得意技と実力を持った人が多く、一概には言えませんが、
理想は、すべての技がスムーズに出る構え方・・・・・

力の抜けた、どうにでも動けるバランスのいい実践的な立ち方と足運び、難しいですね・・・・・

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精神力+α

ASAです。

克彦さん、完走、おめでとうございます。
大阪マラソンを走られた方、天気もよくてよかったですね。
テレビを見ていましたが、あれだけの人がフルマラソンに挑戦するというのはすごいなと思いました。

私も30歳代の頃、駅伝をやる機会があり、シーズンになると
毎年2ヶ月ほど陸上経験者のコーチについて走っていました。
練習は、最初10kmほどを流して徐々に体を慣らしていき、
インターバル等のスピード練習してから受け持ちの3.5kmほどを走るのですが、
練習のときに痛感したのが、10kmと20kmを走るのは全然違うということ。
普段、練習をしていない私でも10kmはジョギングペースで何とか走れるのですが、
まだいけると続けて10kmを超えて走りだすと、急に足が動かなくなり、
すぐに膝やふくらはぎの激痛・・・・・その後の1kmが、それまでの何倍にも感じられる。
フルマラソンを走りきるためには並大抵の精神力ではだめだと思いました。

格闘技等他の競技は、相手の熟練度や相性等、対戦相手次第というところがあり、
全力を出さなくても流して勝てるということもありますが、
走るというのは、相手との戦いというよりは自分との戦い。
対戦相手は人間ではなく時間で、練習中も、かけひき等は関係なく、
常に全力で走らなければならないという非常にシビアなもので、
私はいつも今日は練習をサボろうか、歩いてしまおうか等と考えていました。

そういったとき、コーチとの雑談で、
「武道系は、練習をサボったり手を抜く後輩がいると、稽古で壁に追い込んだり、床に押さえつけたりして、
「オラ、オラ、立たんか、掛かって来んか」等直接しごくことができるけれど、
僕らの場合は、同じようにしごいてやろうと思って、後ろからついて行っても、
押したり、引っ張ったりすわけにもいかず、「オラ、オラ、もっと走らんか」と言っても全然おもしろくない。
武道系がうらやましい。」とぼやいていたので、おもしろいことを言うなと聞いていたことを思い出しました。

テレビを見ていると、御堂筋を埋め尽くすランナーと沿道での応援・・・・・
みんなお祭り気分で楽しそうに走っているのが印象的でした。
最後まで走りきる運動とはほど遠そうな女子アナやレポーターがいるのを見て、
やはり、人間、物事をやり遂げるには、責任感や思い入れ、背負うもの等強い意志も必要ですが、
「明るく前向きにする。」、「一人ではなくみんなでやる。」、「応援してくれる人がいる。」
という条件があれば、無理だと思っていることでも成し遂げることができるんだなと思いました。

白虎会の練習もみんなでがんばっていきましょう。

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君が代

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昨日、実業団の大会に行ってきました。
試合自体、見ていてもアットホームな雰囲気で、楽しい時間を過ごさせていただきました。

大会自体は、手作り感満載の小さな大会ですが、20年以上の歴史のある大会で、午後からが開会式、
感心したのが国旗掲揚・・・・・まあ、どの大会でも国旗掲揚はありますし、白虎会優勝大会でも国家独唱があります。

最近の国旗掲揚時は、黙って日の丸を見つめているのが大半だと思うのですが、
君が代が流れ出すと選手みんなが一斉に大きな声で君が代を歌い出したこと・・・・・

私たちの年代では当たり前のことでしたが、一昔前、一部の学校等で、国旗は揚げない、立たない、歌わないということがありましたし、
息子の中学校の卒業式に出席した際もそういった一部の先生や親御さんを見かけ、違和感を覚えた記憶があります。
それが、何の打ち合わせも練習もないのに、当然のように大きな声で歌い出したのです。
さすが、実業団、日本拳法の大会だなと関心しました。

大会には、何故か当会のYコーチが出場していて、そのチームは優勝、個人戦は第三位と見応えのある試合を見せてくれました。

大会の閉会式、クライマックス、日の丸に注目、さあ、これから国旗後納という瞬間、流れ出したのが外国の曲で、
ずっこけるというハプニングもありましたが、これもご愛嬌、すぐにみんなが「君が代」を歌い出し、大会を終了しました。

これまで、一部マスコミ等が、「国旗」や「君が代」に対し、必要以上にナーバスになり、自虐的ともいえる論調で、
触れてはいけないものという風潮を作り出してきましたので、世間もそういうふうなのかなという感じでしたが、
自国に誇りと自信を持っている人は、自然と国旗と国歌にも敬意を表することができる。
まだまだ、それが世間一般の人の感覚なのだなということを感じ取ることができた一瞬で、
ほっとするとともに楽しい1日でした。

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