私が網膜剥離で手術をしてから1年以上が経過しました。
手術をしても見え方が改善されないまま、ずっと眼帯をしていました。
片目が見えないと、思っている以上に不便でした。
まず距離感がつかめないこと。
目で見ている物の実際の位置がわからないのです。
蚊を叩くことができない
コップに飲み物を入れる時も入らない
ボール遊びができない
車の運転ができない等
いろいろな部分で不便さを感じていました。
視界が狭くなることで、よく人や物ともぶつかりました。
見えている方の目も疲れて、見えにくくなったり、頭痛もよく起こりました。
これらは全て失ってみて初めて気付くことでした。
3月に再手術をしても、見え方に改善が見られず、2021年の1月に兵庫県の病院で再手術の予定でした。
しかし、病院の先生からも「手術をするかどうかは自分で決めたらいいし、手術をしたとしても完全に見えるようになるのは厳しいかもしれないことはわかっておいて欲しい。」と言われており、「もう右目は一生ズレたまま、きちんと見えないんじゃないだろうか。」そんな不安でいっぱいでした。
落ち込んでいましたが、たくさんの方に励ましの言葉を頂いたり、入院中に白虎会のみんなから貰った千羽鶴を度々見ながら、良くなるように願って過ごしていました。
6月20日に山本師範からオススメの酵素浴を紹介してもらい、週に1回ずっと通い続けました。
しばらく改善に気付けなかったのですが、9月に入ってから、夜寝る前に眼帯を外すと、ズレがマシになっている気がしました。
そして、10月に入るとメガネでも1日過ごすことができるようになりました。
3週目からはコンタクトレンズの装着に成功。
5週目の後半には車の運転が出来るようになりました。
今日の稽古にも久しぶりに自分で車を運転して参加する予定です。
両目で物を見ることができることが、どんなに素晴らしいことか。
当たり前だと思っていることでも、本当はとてもありがたいということ。
ありがとうの語源が「有り難し」
からきていることを身をもって体験しました。
まだまだ上下左右に眼球を大きく動かした時にズレが生じており、完治までは時間がかかると思いますが、正面を向いている時にピントが合うまでに回復しました。
自分自身の体に感謝すると共に、これまで、私にたくさんの励ましの言葉をくださった、多くの方々に深く御礼申し上げます。
みんなにも普段当たり前だと思っていることは、実はとても貴重なことなのだと思って、大切に過ごして欲しいと切に願います。
私の場合は幸運でしたが、失ってから気付いても遅いのです。取り返しのつかないことだってあります。
何事も起こる前の予防が大切。
ケガの予防。
病気の予防。
健康第一。
たった一回の人生をより豊かなものにするためにも
今、自分に出来ることを精一杯して過ごして欲しいと思います。
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問合せ
メール byakkokai@happiness-park-katano.com
TEL 副会長 西村まで 080-4142-2558
稽古場所
土曜日18時30分から 枚方市立長尾中学校
〒573-0161 大阪府枚方市長尾北町3-3-1
日曜日17時00分から 枚方市立招提小学校
〒573-1154 大阪府枚方市招提東町2-2-8
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