あたりまえ
こんなすばらしいことを、みんなはなぜ喜ばないのだろう。
みんなはそれを笑ってすます。
笑える、
泣ける、
走れる、
話せる、
聞ける、
そして親がいる。
こんなすばらしいことを、なぜ喜ばないのだろう。
そのありがたさを知っているのは、
それをなくした人たちだけ。
(祥伝社「飛鳥へ、そしてまだ見ぬ子へ」より)
私は最近、この井村和清さんの言葉に出会いました。
井村さんは右膝に肉腫を持ったために、右足を切断しました。
しかし、その肉腫は肺へと転移し、もう治らないレベルまで増殖しました。
その時、井村さんには奥さんと1歳6か月の子と奥さんのお腹の中にも子どもがいました。
井村さんは自分の命が長くないと悟ってから死の直前までの間に、子どもに想いを語っています。
その言葉は家族とはどういうものなのか深く考えさせられました。
家族・・・あたりまえの存在でありすぎて、普段はその重さに気付かない。
井村さんのように、命の残り時間がわずかになってしまった時に気付くものだとしたらあまりにも切ないと思います。
これは家族に限ってのことではなく、私たちが日本拳法をしていく上でも言えます。
突きが打ててあたりまえ
蹴りが打ててあたりまえ
踏み込めてあたりまえ
声が出せてあたりまえ
目が見えてあたりまえ
私は最近膝を痛めましたが、色んな行動に不具合が出て、初めて本当の大切さに気付きました。
私たちが普段あたりまえにあると思っているものは、実はあたりまえではなく「幸せ」なんだと思います。
周りだけではなく、自分自身を構成するすべてのものにも、感謝しながら生きていこうと思いました。
一人でも多くの人に失う前に気付いて欲しいと思います。
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